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隣人の嫌がらせを受けた時にすべきトラブル対処法

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はぁ・・・

どうしたの?元気ないね。

うん、最近、近所に若い男性が引っ越してきたんだけれど、

夜遅いのに友達を連れて来て、大騒ぎしているのよね。

それはうるさいね。

うん、それだけならまだしも、一般常識がないのか、夜に楽器の演奏をしたり
電話も大声で話していて、全部筒抜けで。
それでね、どうにも我慢ならなくて、ちょっとその人に私が注意したのね。
もう少し周りに気を使って、夜は静かにしてくれませんかって。
そうしたら、逆ギレされて、うるさいって!

怖いな。

そして、次の日から、ポストに入っている郵便物を勝手に開けられたり、
どこで、うちの電話番号を知ったのか、無言電話がかかってきたりして

嫌がらせされているんだよね・・・
毎日だから、精神的にまいっちゃって・・・・

警察には相談したの?

うん、でも具体的な証拠がないから、事情を説明するだけで終わっちゃって。
証拠なんて言われてもないから、私説明できかなかったの。
このまま、ずっと続くと、鬱になるわ。

騒音の問題だけでなく、嫌がらせに発展しているのは厄介だね。
どうにか証拠をつかめればよいのだけれど・・・
先生に相談してみよう。先生、このような場合はどうすればよいですか?

そうですね、残念ながら警察は証拠がなかったり、具体的な傷害につながらないと
なかなか動けない、という実情があります。
まずは確実な証拠を抑える必要があります。
無言電話については、録音することができますので、証拠として使うことができます。
留守電には日時も残るので、発信時間も残りますし。
また無言電話の録音だけでなく、
過去に何回かかってきたのか、こちらも日時などを忘れずに
無言電話の頻度も連絡をするとよいでしょう。
場合によっては警察が電話会社に問い合わせをすることで
犯人特定となり、動かぬ証拠になるからです。

次にポストの嫌がらせですが、一番簡単にできるのは鍵をかけてしまうこと
ですが、壊されるケースもありますし、証拠ではないので
確実な証拠であれば、防犯カメラによる記録になります。
ですが、防犯カメラによる記録は設置場所や、夜に録画する場合、
鮮明に映らないなど、素人では難しいこともあります。
そのため、プロの探偵や興信所に依頼をして、確実な証拠を抑えるのが
嫌がらせ対策でもっとも有効になります。


近所付き合いがうまくいかず、隣人から嫌がらせを受けるケースが
年々増加しています。

一昔前であれば、隣人=何か困ったことがあったら
助け助けられの関係でしたが、
隣に誰が住んでいるかもわからない、
そんな人達が何かかすかな音や、ゴミ1つから
トラブルに発展し、それが嫌がらせにつながることも少なくありません。

嫌がらせにはいくつかのタイプがあります。

(1)騒音に関する隣人の嫌がらせ



一番多いケースが騒音に関するトラブルでしょう。
お子さんがいる家では子供の泣き声や騒ぎ声について、トラブルになることも多いです。
子供はうるさくて当たり前ですが、子育てをしたことがない方には理解しにくいですし
些細な子供の声も気になってしまいます。

また親側に問題があり、子供が騒いでいるのに
騒ぐ子供を放置しているケースもあります。

テレビやラジオなどの音声、
これを大きな音でつけていることが原因で
騒音問題につながることもあります。
特に夜、車通りもなく静かなところは音が響きます。

ギターやピアノなど楽器などの演奏による騒音、
本来は楽器保有者が演奏場所に気を使ったり
サイレンス(電子楽器よるヘッドオン演奏)など
使うなどしてもらいたいものですが、
実際は防音のために新たに楽器を買い足すということはしないため、
小さい音で本人は出していると思っていても
回りが聞いたら、大きな音が出ていて迷惑をしているということがあります。

あとは掃除機やドライアーなどの生活音が、
騒音になることもあります。

夜遅く仕事から帰ってくる方は、お風呂をわかしたり、シャワーに入るときの音
(生活スタイルの違いによるトラブル)
車の音、 など、騒音に関するトラブルは多岐に渡ります。

一軒家の場合、ある程度隣の家と離れているため
若干トラブルになりにくいですが
学生の一人暮らしの場合は、
安いアパートなどで暮らすケースも多いため
壁も薄く、隣の人の話し声やくしゃみ、
ドアの開け閉めなども全部丸聞こえで
一度気になったら、心理的な負担になり、
トラブルに発展することもあります。

(2)敷地・境界に関する隣人トラブル



次に多いのが敷地に関するトラブルです。

一軒家の場合、壁からはみ出した木を手入れしないことにより
相手の敷地内に入ってしまった、
さらに果物の木で、実が落ちて悪臭を放っている、
飼っていた猫が、隣の家でおしっこをしてしまった
ゴミが飛ばされ、相手の家に入ってしまった
子供が勝手に敷地内に入ってしまった
洗濯物が飛んでしまった、
敷地内のトラブルも多岐にわたります。

(3)道路・通行に関する隣人のトラブル



上記の敷地内にも係ることですが、
アパートなどの共有スペースに物を置くことで
通行の妨げになり、トラブルになることもあります。

自転車や原付きなどのバイクを置くところがなく、自分の部屋の前に置いていた場合
隣の家にもかかってしまい、相手の機嫌を損ねる
などですね。

(4)ゴミ・悪臭による隣人の嫌がらせ



ゴミによるトラブルも多いです。
ゴミの収集日が決定しているのに、日を守らないで出す、
さらにゴミをカラスがつっつくことにより
ゴミが散乱し、出した人が片付けない
敷地内にゴミを放置することで、悪臭がひどいなど
ゴミや悪臭によるトラブルもとても多いです。

また嫌がらせの手段として、相手の家にゴミを投げる
という卑劣なケースも少なくありません。

ひどい例としては、動物の糞や死体を自宅に捨てられる
という非常に悪質なケースもあります。

(5)噂による嫌がらせ



ある程度、地元にネットワークがある場合
周りに悪いうわさを流されるという嫌がらせもあります。

信ぴょう性もない、根も葉もない出まかせを
近隣の住人に言いふらされ、迷惑をすることですね。

例をあげれば、子供に暴力をふるっているとか、
ごみの日を、いつもあの日は守らないとか、
あの人はとても人付き合いが悪いとか、
一度何か、気に入らないことをしてしまったがために
その人から一方的に恨まれ、周りの人に嫌な噂を流されるということがあります。
トラブルがある相手だけでなく、普段関わりを持っていた
自分の知り合いが急に態度を変えて、関わりを持たなくなる場合もあります

(5)器物破損による嫌がらせ



悪質な嫌がらせでは、自分の家のものが壊されるということもあります。
留守中を狙ってポストや家のドアノブを壊される、
窓ガラスを割られる、車をお持ちの方は車に傷をつけられる、タイヤをパンクさせられる
などが挙げられます。

このような器物破損は嫌がらせを超え、犯罪ですので
証拠をつかむことができれば、
何らかの処罰を与えることはできます。

隣人のトラブルに関する共通の特徴


様々な隣人のトラブル例を紹介しましたが、
皆さんが共通して悩んでいる事項として

・相手が近くにいるため、今後の付き合いもあるため、強く相手に言うことができない
・トラブルの原因が、どこまでが許容されるか、許されない家が曖昧なため、
 法律的な判断をすることが難しい

ということが挙げられます。

警察も具体的に介入することが難しく
相談をしても無駄に終わるケースも少なくありません。

隣人による嫌がらせは
感情論で解決することは少ないです。
(感情的になることで、関係が悪化するケースがほとんどです)

隣人のトラブルはどのように解決するか?


嫌がらせを解決するには、

・どのようなことが問題で、相手が嫌がらせをする本質を理解する
・その問題を解決するには、法律上どのようなことを知って
 相手が異常な行為なのか、こちらが気にしすぎなのか
 を客観的に判断する
 
この2つが大事になります。

嫌がらせのケースは数多くあるため、
対策の方法もその数だけあります。

まずは地方自治体や、省庁が出している規制法について理解しましょう。
以下に一例のURLを記載しておきます。

法務省
・騒音規制法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S43/S43HO098.html

・悪臭防止法
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S46/S46HO091.html

法律に詳しくなることで、どちらに問題があるのかが
明確になることがあります。

法として明確になっていれば
トラブルの相手もひくケースもあります。
騒音の場合は、どれだけの音が出ているかという
具体的な音量が目安として定められています。
基準値を超えたと言っても、法的に強制力はないのですが
騒音をボイスレコーダー等で録音したことにより
証拠として認められ、騒音として認められたケースもあります。

ただし、感情的になりすぎて法など関係ない、
という場合もあります。

そのような場合は興信所に依頼をすることで、
第三者による解決を模索する方法もあります。

興信所は嫌がらせ対策のプロでもありますので、
嫌がらせの証拠と抑えてくれます。
具体的には映像や写真などを記録として残してくれるので
客観的は判断を、法的機関もしやすくなります。
さらに弁護士を紹介してもらい
相手から賠償金を支払わせたケースもあります。

近隣トラブルの自己防衛



騒音トラブルの解決法


騒音について、相手とうまくコミュニケーションがとれない場合
マンションなどであれば、管理会社があるので
管理会社を通じて、苦情を入れるのがよいでしょう。

また、管理会社に許可をとって、
騒音問題の紙を作成し、全部の家にポスティングをすることも
効果があります。

現在、このような騒音があり、住民の皆さんが
迷惑をしているので、心当たりがある方は
お気をつけ下さい、のような文面を作り、
全部の家に案内を配布するのです。

全部の家に配布するので、
騒音者が紙を読んでも、どの部屋の人が出したのか
という疑いをかけられることもないですし
住人みんなが迷惑をしている、ということで
その紙を読んで、本人が自覚してくれることもあるからです。

防犯カメラの設置による対処法


ゴミや悪臭による隣人の場合、
防犯カメラによる設置が有効につくことがあります。

証拠として確実に押さえることができます。
また実際にカメラを回していなくても
カメラが置かれている前で、堂々とゴミをまくことは
そう簡単にはできません
置くだけで抑止力があります。

初期投資としてカメラの機材代、設置台があわせて
10万円くらいはかかりますが、効果的な手段の一つです。

ちなみに、実際に10万円の出費も厳しい場合は
防犯カメラ設置のステッカーを買うのも効果的です。

オークションや通販などで1000円前後で
ステッカーが売られていて
カメラを設置していなくても、ステッカーを家の前に貼っておくだけで
抑止力にもなります。

興信所による嫌がらせ対策の一例



興信所に依頼をすると、まず本当に嫌がらせが行われているかの
調査が入ります。
近隣の住民への聞き込みをはじめ、張り込みによる調査が行われます。
張り込み調査時に、実際の嫌がらせと確認されるものが見られた場合、
興信所では、同時に録音や録画などで証拠品として記録します。

この証拠品が興信所に依頼する最大のメリットです。

個人では、なかなか嫌がらせの現場を証拠として
押さえることができないため、
警察に被害届を出しても、調査に時間がかかることがありますが、
証拠があれば、警察への被害届と一緒にで、証拠を提出できるので、
即時に対応してくれる可能性があること
また、法的証拠としても提示できるため、
仮に裁判に発展した場合にも、勝てる可能性が高いため、
本当に嫌がらせを辞めさせたい、と考えている場合には
興信所を使った証拠集めが重要になります。

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