隣人のトラブルでもっとも多いのが騒音問題。
直接、話に行くのも角が立つし、我慢できない、
しかし、騒音だけで警察を呼んでよいのか、
そうお悩みの方もいるかと思います。
警察を呼ぶことができまず。
警察に騒音問題を聞かれる場合、
以下のことを聞かれることが多いので、
事前に答えられるようにしておきましょう。
・騒音の種類
（人の声なら、大人の声や子供の声、歌など
物音、テレビの音、音楽、楽器、車、バイクなど）
・室内か室外か
・リアルタイムではない場合、騒音の時間
（早朝、深夜など）
・住所（相手の住所、自分の住所）
・名前（必ずしも自分の氏名を名乗る必要はなく、匿名も可能です）
ただし、警察を呼ぶのは最終手段としたほうがよいでしょう。
警察を呼ぶ前に、騒音をやめさせる手段は幾通りかあります。
・大家・管理人に連絡する
（マンション・アパート・住宅に限る）
・ポストに手紙を入れる
（誰が入れたか、わからない。
ただし、部屋数や、周りにあまり家が少ない場合、特定される可能性有り）
・直接、相手に伝える
「大家・管理人に連絡する」という手段は比較的容易なので
一軒家でなければ、まずは管理人経由で注意してもらいましょう。
しっかりとした管理体制のところであれば
「入居者の方から騒音の苦情がありましたのでご協力お願い致します」
のような手紙を入居者全員のポストに入れてくれたりします。
これでも効果がない場合は、再度大家や管理会社に連絡をすると
今度は管理会社や大家が直接相手へ注意してくれる場合があります。
また、直接相手に伝えるのも効果的ですが、
逆ギレされるケースや、管理人や警察に通報したときに
通報者がばれやすくなってしまいますので、注意が必要です。
直接伝えたことがなく、普通に警察に通報するだけでは、
仮に、騒音を起こした側が、誰が通報したのか、と聞かれても
警察は通報者をあかすことはありませんので、
自分が通報したとは、相手にばれません。
また、匿名で通報することもできます。
（通報時に、自分の氏名を伝えると、警察が相手に注意した後に、
今度は警察が自分の家に来て、相手に注意しました、
という連絡をすることがあり、
そのことにより、相手に通報者がばれるケースがあります）
管理会社や大家など一通りのことをしても改善されない場合
警察に頼りましょう。
また、警察に連絡する前に、本当にうるさいのか
それとも、自分が気にしすぎなのか、
（一度、うるさいと思ってしまうと、些細な音も騒音と感じてしまいます）
ということもあるため、毎日続くような騒音であれば、
一度友人にも聞いてもらい、客観的に意見を求めるのもよいでしょう。
友人も、我慢がならないという音であれば、
うるさいと感じているのはアナタだけではありません。
また、深夜の騒音について、警察に通報した場合、
サイレンを鳴らしてしまい、相手側がサイレンの音を聞き、静かになってしまう可能性があるため、
通報時に、他の人も寝ているので、サイレンを鳴らさずに来てください、
と言っておくと、現行犯で、警察に現場を見てもらうことが可能です。
最寄りの警察署や交番でもよいですし、
１１０番通報でも大丈夫です。
警察に騒音で通報して、音が収まったという例も少なくなく
ノイローゼになる前に、一度警察に相談をしてみましょう。
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