【第234話】

異世界からの客人


マイラで宿をとり、温泉で戦いの疲れを癒すわたし。

さて、ずっと使っているわけにもいかず、

そろそろ、本題に入らないといけない。


ん?

何しに来たんだって?

アレフガルド一の鍛冶屋がこのマイラの村にいて

その人が伝説の武器の王者の剣のことを知っているかもしれないから

来たんでしょ?

忘れちゃいやだなぁ。



宿屋の主人に、この村にアレフガルド一の鍛冶屋がいるかを

聞いてみると親切に教えてくれた。

話によると、その鍛冶屋は夫婦でお店を運営しているのだが、

マイラ出身ではなく、他のところから来たらしい。


そして、興味をひかれたのは、


「え?

 別世界から?」


「そうだ、驚いただろ?

 ほんとかどうかわからないが、あの夫婦が嘘をつくように見えないなぁ」


その鍛冶屋夫婦は、アレフガルドではなく、別世界から来たとのことだった。


「アレフガルド以外の場所っていうことじたい

 存在するかどうかわからないがなぁ・・・

 そんな世界があるのなら、一度見てみたいものだ。

 ゾーマも魔力により、闇ではなく、日の光があるんだろうなぁ・・・」


もしかして・・・・

私と同じように、上の世界から・・・・・来た?



「こんにちは・・・・」


「いらっしゃいませ」


上品な女性の声が聞こえ、その姿を見て驚いた。


第235話 ジパングの女性

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