【第24話】

商人「ムーン」


「あの、私、商人のムーンと言いまーす!もしよろしければ、

私もチェルトさんの旅についていっていいですかぁ?」

前回、ミリーのアジトで海賊さんの武器、防具を他国から輸入していた

女商人の「ムーン」と知り合いになり(年の功は、私より二つくらい下かな?)

いっしょに旅をすることになった。(ちなみに私18才ね)

この子がねぇ、また結構、チャーミングなのよぉ・・・・

うーん・・・・・妬けるわ・・・・・・

でも本当は、危険な旅だからこんな小さい子はつれていきたく

なかったんだけれど・・・・・


海岸沿いにどんどん北に向かう。途中、しびれクラゲなどで麻痺して

やられることはあったが、それほど、敵は強くないですなぁ。

マーマンのルカナン邪道な裏技「装備し直す」で難なく撃退。

大王イカもベキラマで焼きイカにしてやった。ざまあみろ。

川をどんどん上り、無事スーに到着。


「ここ スーの村 遠いとこ 良く来た」

「村長のとこ 案内する ついてこい」

スーの村に到着した私たちをインディアン口調の人たちが

暖かく向かい入れてくれた。

実はその村長さんのところで、貴重な情報を得ることができたの。

「オーブ 探す 山彦の笛 どこかの塔 ある 聞いた。」

「え!そんな便利の笛があるのっ!・・・ですか?」

「私たち うそ つかない。

 その 山彦の笛 オーブ あるとこで 吹くと 山彦 返ってくる」

「それは絶対に手に入れなければいけないですわ」

(敬語って使いにくいわね。村長さんの前だからしょうがないけれど)

「でもさぁ、オーブのところで山彦が返ってくるということは

 自分がオーブを持っているときにどうなるのぉ?

 いつも山彦が返って来るんじゃない?」

「う、それ は・・・・・」


まったくぅ、この子はなんて質問するのよぉ。はずかしいじゃない・・・・・

まぁ、最後のムーンの質問はおいといて

なぜ、私がオーブを集めなければいけいないのか?

オーブ

伝説の不死鳥「ラーミア」をよみがえらせる宝石

レッド, ブルー, イエロー, パープル, グリーン, シルバーの6つがある

ネクロゴンド

魔王バラモスは、アリアハンから遥か北西のネクロゴンドという

山に囲まれた要塞にすんでいると言われている

今まで、何人もの戦士達が、バラモスを倒そうとネクロゴンドに

向かったが、辿り着いた人は、誰一人いない・・・・・・

と言われているの。

そこで、ラーミアに乗って、上空から、ネクロゴンドの要塞に

忍び込むつもりでオーブを集めているのね。

みんな、わかった?


一人旅で、 ドラクエ3をクリアするというのが、このコンセプトだけれど

これだけは、あのイベントをやらなければいけないので、勘弁してね。

(ゲームしている人ならわかるよね)

実際は、もっと後で女商人「ムーン」をアリアハンのルイーダの店で

作成したんだけれど、ストーリー的にここで出しておかないと

話が続かないので、この第24話に彼女の事を書きました。


第25話 置いていくんじゃ!

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