【第27話】

廃墟の街「テドン」


ムーンと元スー族のおじいさんと別れた私は、山彦の笛を取りに

アーブの塔へ昇った。

おじいさんが、アーブの塔に山彦の笛があることを知っていたの。


最近レベル上げもしていなくスムーズに物語が進んでいたので

ここの敵は無茶苦茶、強く感じた。

みなさん、忘れているかもしれないですが、

一人旅なんです。

つらいんです。

えっ?自分でやりだしたんだから、最後まで泣き言をいうなって?

敵の攻撃力が強いのか、こっちの防御力が弱いのかわからないが

ランシールでとった大地の鎧がなかったら、すぐやられていたわ。

(女言葉が抜けない)

主な敵は、エリミネーターバーナバス(コウモリ男の強い奴)、

アカイライ(おおくちばしの強い奴で、 悟りの書たまに落とす奴)、

キラーアーマーなどである。

ここで戦っている間にLV26になり、勇者だけが使うことのできる

電撃魔法ライデインを習得。

守備力の異常にある、キラーアーマーにこいつをぶつけ、即死させる。

(長期戦でルカナン使わせるとやっかいだわ)

何とか、一回で山彦の笛 get!

でもねぇ、オーブのあるとこ、みんな知ってるのよねぇ・・・・・

とりあえず、今の状態で楽にとれるグリーンオーブでも

取りに行こうかしらん。(しばらくは、女言葉でいくわ)


ちょうど、ポルトガから海岸線を沿って南に行ったところに

バラモスに滅ぼされた街があったという。

わたしは山彦の笛を手に入れたあと、まだ行ったことのない

西の大陸にむけて、舵をとった。


「うっ!」

その街に入った瞬間、かいだことのない、吐き気がするほどの

悪臭が漂ってきた。何、このにおいは・・・・・・


第28話 新たなる決意

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