豪邸
町外れの家に住んでいるそうだ。
夜なのに、思わず、叫んでしまった。
家と言うより、屋敷だね、これは。
おおっと、感心している場合じゃないわね。
早速、会わなきゃ。
でも、そのお屋敷の前に体が大きく、怖そうなお兄さんが
二人たっている。
そっぉと近づき
（別にやましいことないんだけれど、何となくね）
お兄さん二人に尋ねる。
「あのぉ、ムーンに会いに来たんですけれど・・・・・・・・・」
「ムーン様は今お休みになられた。用があるなら、明日、来るが良い」
と冷たくあしらわれた。
まぁ、夜、遅いから、仕方ないか。
ふぅ・・・・・・今日は宿を取るか。
あぁ、お腹すいたなぁ・・・・・・・・
きっと、ムーン、あんなすんごい豪邸に住んでいるのだから、
いっぱい、おいしい物食べているんだろうなぁ・・・・・
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