合気道検索

携帯版合気道検索 | リンク掲載依頼 | お問い合わせ | 合気道掲示板
 > 

技法や稽古法等は、大東流合気柔術をほぼ継承している。大東流合気柔術、合気道ともに円の動きで技を仕掛けるが、大東流に比べ、合気道はより大きな円の動きで技を仕掛ける。これは、植芝の修行によって至った結論と思われる。
大東流は直線的、合気道は円の動きと分類する向きもあるが、稽古の段階により、あるいは技の種類によって合気道でも直線的でなければならない技もあり、大東流でも円転しなければ使えない技もあるので、はっきりどちらがどうであるとは言い切れない。
技術的には、合気道を大東流合気柔術の一会派とみなして、大東流合気柔術植芝伝と見る向きもある。事実、大東流合気柔術には多彩な会派があり、合気道がその中の一会派だとしてもさほど不自然さはない。しかし、大東流合気柔術と合気道で最も鮮明な相違は、技法ではなく、武道そのものの位置づけだと考えられる。植芝盛平伝承の合気道は、剣杖など武器による武術を豊富に伝えていながら、古来の武術と一線を画して、万有愛護と宇宙の生成に寄与するためという意識が強い。これは、大本の合気武道時代からのものと考えられ、親英体道にも同様の思想性が見られる。

記事元:Wikipediaより引用