舌の下に小さなパンなどを置き、舌の下に数分置く治療法。
パンを使うのは、花粉エキスが流れてしまうのを防ぐためである。
花粉エキスの濃度を徐々に増やしながら、最初の3週間は毎日1回、
4週目からは週に2回のペースで花粉を投与していく。
花粉エキスが血液中に入るわけではないので、
注射の10倍から20倍の濃度の花粉エキスを入れることが可能。
二、三ヶ月で効果が表れ、口から入れるため
花粉症の症状のできる鼻やのどなどの免疫細胞に集中的に働きかけることができるとのこと。
生活にどの程度支障があったのか調査では薬よりも生活に支障がないことがわかり
血液中を花粉エキスが駆けめぐる注射よりも、体へのダメージは少ないと思われる。
通院も週に一度すれば、あとは自分で花粉エキスを口のなかにたらすだけなので、自分で行うことができるメリットもある。
現在は150人が治検をしているそうで、今年の治検は締め切ったとのこと。
病院としてこの治療をしてもらえるのは今のところ日本医科大学付属病院のみ。
欧米では、すでに使われている治療法。
花粉エキス

9000円〜25000円が相場のよう。値段が高いのが欠点だが、杉花粉だけでなくヒノキ花粉にも効果があるようだ。
(2007.2.17追加)
2週間くらい前に、NHK(3ch)で舌下減感作療法について取り上げられていた。
花粉症特集で真鍋かをりさんが司会で、花粉症についての特番が組まれていたが
その中の1つとして、花粉エキスを使った舌下減感作療法が実際に映像付きで紹介されていたので
今年になって認知されはじめてきた治療とも言えるのではなかろうか。
(2008.3.4追加)
日テレのズームインスーパーで、この舌下減感作療法についてとりあげられていた。
TVによると2010年を目処に実現化をめざしているとのことだった。
参考URL
http://health.biglobe.ne.jp/tokusyu01/item69.html
http://kiwam.s57.xrea.com/archives/000186.html
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1186671
http://webmastermaru.air-nifty.com/kafun/2005/02/post_1.html
http://ch.kitaguni.tv/u/1411/%BB%FE%BB%F6/0000180409.html
http://okusuriman.ameblo.jp/day-20050303.html
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