花粉症につくしエキスが効くかも、今年初めて聞いた話題である。
(この「花粉症とつくしエキス・つくし飴」の記事は2006年2月7日に掲載し、3月17日に加筆したものである)
日本大学が、スギ花粉症にはつくしエキスが効果的として、
つくしエキスを混ぜたアメを開発したようだ。
3年間で100人以上の試食調査を経て商品化し、
徳島県の製薬会社が今春発売するとのこと。
しかしつくしエキスがなぜ症状を抑えるのかは、日大の研究機関でも突き止められていないらしい。
新商品の名前は「つくし飴

漢方薬などの製薬会社「池田薬草」(徳島県池田町)が発売し
技術は日大が開発し、特許も申請中のようだ。
日大文理学部の島方洸一学部長が趣味にしている山菜採り
自身が重度の花粉症だった島方氏が98年春、
採ってきたつくしを調理して食べたところ、症状がピタリと止まったという。
2000年に薬学部が研究に乗り出し、抽出したエキスに抗アレルギー物質があることは確認したようだ。
しかしこの物質と即効性との因果関係は分からないとのこと。
(2006.3.17加筆)
今朝のTVズームインスーパーで、この花粉症対策としてつくしエキス飴が紹介されていた。
読売新聞解説委員の辛坊さんによると、
50人の人間に積んできたつくしを食べさせたところ
6割の人間が花粉症が改善されたということがわかったらしい。
(もしかしたら50人ではなかったかもしれないが、私はそう記憶している)
既にどこのショップにいってもこのつくし飴は売り切れになり楽天でつくし飴を検索しても
ケンコーコムでつくし飴を検索しても
すべて品切れであるが(2011年現在はある)、そのうち入荷するだろうから
欲しい方は随時チェックをしてみるのもよいかもしれない。
また、電脳卸でのつくし飴については在庫は今現在はないが
仕入れは可能で発送は3日〜4日と書いてあったので問い合わせをしてみるのもよいかもしれない。
ところで、つくし飴が手に入らない人はつらいだろうから、
今日はせっかくなのでつくしを使った料理を調べてみた。
●つくし飯
つくし飯の作り方としては、
つくしのはかまと胞子穂を取って、熱湯に塩少々を入れ1〜2分ゆでてから、
1時間くらい水にさらししょうゆ、酒、みりんなどで薄く下味をつけておいたあと
ご飯は油揚げなど好みのものをいれて、薄めの塩味で炊き、炊きあがる寸前に下味をつけた
つくしを入れて蒸らすことでできるらしい。
●つくしのおひたし
食用にするのは、ごく若い10cm位までのもので、節々のはかまを取り除き、
流水でよく洗った後、熱湯でさっとゆで、冷水にとって水気を切ってから、
椀種やおひたしにひたすらしい。
苦みがやや強い味なので、気になる場合は、ゆでる際、少量の重曹を加えるとのこと。
●つくしの炒め物
つくしのはかまを取ったらさっと水で洗い、サラダ油をひいて炒め
油がなじんだら醤油・砂糖で甘辛くして
火が通ったら完成。
調味料の分量は、両手一すくいほどのつくしに対し醤油を二回しほど、
砂糖は小サジ1ほどとのこと。
●つくしのオムレツ
オムレツは私も好きだから、つくしがあったら私もやってみたい。
他の料理法と同様、つくしのはかまを取り、さっと洗ってから、
たっぷりの沸騰したお湯の中へ入れて、2〜3分煮出して、つくしのあくをとるそうだ。
そのあと水を切り、2,3cmに切り、具をいためるそうだ。
参考先のURLにも記述してあるが
この方のレシピは菜の花とベーコンを用いて
菜の花をゆでたものとベーコンの千切りを
フライパンでいためたものを加えていたそうだ。
具は好みによって他のものを加えるのもよいだろう。
最後に塩コショーを振り、マヨネーズを加えて混ぜ合わせたら、一度取り出し
フライパンに油をひき、玉子に牛乳大1を加えて混ぜたものをいれる。
この辺りは普通のオムレツの作り方と一緒であると思う。
我が家ではサラダ油のかわりにマーガリンを使ってオムレツを作るがこれもウマイぞ。
半熟程度に焼けたら、玉子の真ん中にそっとのせて、オムレツになるそうだ。
●つくしのゴマハンバーグ
つくしのオムレツと同じ方のレシピである。
つくしは、はかまを取り、洗ってから、沸騰したお湯の中へ入れて、2〜3分煮出して、つくしのあくをとり
水をきって1〜2cmの長さに切るそうだ。
つくしのオムレツよりは細かく切った方がよいということだろうか。
それに、にんじん、生しいたけ、たまねぎをみじん切りにしたものと、
鍋に入れてヒタヒタより少な目の水を入れて火にかけ、さとう、酒、しょうゆ、みりん 各大2、塩 小1/2を加えて、
5分ほど煮込み、ザルに上げると、煮汁はアクが出ているので捨てて
あとは、ボールにひき肉を入れ、そこへを加えて、こね合わせ、
つなぎ用の片栗粉を適量ずつ加えながら、ハンバーグの種をつくるそうだ。
皿に白ごまを敷き、両面に、白ごまをつけ
最後に少し弱めの火で焼けばできあがるそうだ。
ハンバーグは我が家でも作るが、これもつくしが手に入ったらぜひやってみたい一品の1つである。
ハンバーグにしいたけを入れるのはよくやるが、
他の記事で書いたしいたけ
(「花粉症としいたけ(椎茸):アレキック」参考のこと)
も、花粉症への効果があるのかもしれないと認められてきたようなので
一緒にいっぱい摂取したいところだ。
参考URL
http://3001.jugem.jp/?eid=955
http://ameblo.jp/reportage/entry-10008794149.html
http://radcliffe.at.webry.info/200602/article_15.html
http://www.toriume.com/modules/weblog/details.php?blog_id=489
http://kenjiokuda.cocolog-nifty.com/blog/2006/02/post_a1f8.html#more
http://blog.goo.ne.jp/obasanfashion/e/6c7e2434c8ffe2cd550eb7ac32126d5c
http://blog.goo.ne.jp/korokoro-hirorin_2006/e/69751a04b743176ee32db0004dd321c3
(つくし飯の作り方)
http://www.town.misasa.tottori.jp/site/page/allindex/nouson/ajiwai/taste/tsukushi/
(つくしのおひたし・つくしの炒め物)
http://www.misbit.com/lounge/466.html
(つくしオムレツ・つくしのゴマハンバーグ)
http://www.gojo-sakura.com/npo/oz/ecocooking/ecocook_0403_tukushi.htm
— posted by midilin @ 11:06AM
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