第4幕 冒険者の宿

 

宿に着いた我々を出迎えてくれたのは、ご主人!!(ノンちゃん)!!!

そして…首を吊ったゴリラであった!!!!

驚愕であった!!

宿に入って上を見上げると、ゴリラが首を吊っていたのである!!

神の呪いか!!

はたまた魔よけの為の生け贄か!!!

それとも嫌がらせ?()

(後日談:二階に上がってみてわかったことだが、ちょうど2階の通路部分に柱と柱の間に人の首が出るくらいの穴が開いており、そこからゴリラのぬいぐるみが顔を出していたのであった。)

ゴリラに驚かされた一行は、ロビーに入る。そこから外を眺めてみると…。

遠くには海を望み近くには、近くは山野に囲まれる。

素晴らしい光景であった。

小樽さん曰く

買い出しは無理ですね…。

も本音であったが(爆)。

また、各部屋をのぞいてみると、これがまた凄く良い!!

総木造、おしゃれな内装。

部屋内の雰囲気もまた格別であった。

荷物を置くと、音楽の鳴らせる、地下のホールへ向かう。

そこは…。

広い!!

ピアノもある。

音響効果もかなりよさそう!!

そして眺めもまた格別であった。

しかしかなりナイスな空間であった。

早速MIDI機材を持ち込まれた方々は、その設置にいそしむ。

この空間でMIDIが聞けるとはかなり楽しみである。

持ってこられた方々の尽力で、アンプ・スピーカーへのMIDIの接続がほぼ完了。

そして…おお!!

かなりナイスな音だ!!

思わず驚嘆してしまった。

また、が普段使っている音源はSC88-Pro

故にXGを聞く機会というのはまったくない。

XGはフルートなどの笛系の楽器、打楽器系、そして何よりストリングが非常に美しい。

贅沢言えばやはり曲によって使い分けるということをやってみたい。

もっともまったく赤貧であるにとってはそれは夢のまた夢、幻の如くってヤツだが…。

ところで、ここのスピーカーは大音量向けのスピーカーであった。

何曲か聞いた時点で、やはりそのことがネックとなってか、やたらノイズが入ることが気になってきた。

音量は良いのだが、はっきりと聞こえないというのが残念に思えてくる。

この場合は、よすぎるスピーカーも考え物ということか?

で、スピーカーだけスペアリブさんが所持してきたものに変えようと言うことになった。

再び動き出す接続部隊達…などはまったく接続法などはわからないため、またもや任せっきりになってしまった。

接続された方、役立てなくてスイマセン。

と、心の中で謝罪していると、別の方向からピアノの音が鳴り出す。

森田さんであった。

「場をつなぎましょう。」

森田さんのこの一言を合図に、

ピアノリサイタル森田ノヴユキ‘99

が始まった。ロトのテーマラピュタナウシカとピアノによるすばらしい曲々が流れる。

なんでも安田さん曰く、森田さんはその場において即興で曲のアレンジを作り出して弾くという驚くべき特技の持ち主だそうだ。

そしてこれらの曲たちもその一端。

(後日談:多分二度と同じには弾けないだろう、とは森田さん談)

すごかった。
これらの曲たちで
が一番うれしくなった曲は、最後のほうで聞いた「ためいき()

え?何の曲かって?それは自分で調べて下さい()

元の曲もすばらしいピアノ曲であるが、それを生で聞く機会に恵まれようとは!!

そしてその演奏の巧みですばらしいこと!!

私は非常に感激であった()

また森田さんオリジナル曲の「約束」。

これも多分この機会においてでしか生で聞くことはできないだろう。

その後ピアノはスペアリブさんにバトンタッチ。

曲風が一変。

塔の曲洞窟の曲…。

ちょっと暗くなる()

そしてその白眉は幽霊船であった()

またこの際、ピアノ演奏を終えた森田さんが今度は持参のギターを手に、スペアリブさんのピアノにあわせて演奏。

大いに場を盛り上げてくださった。

一通り演奏会が終わった、この時点で、ご主人がコーヒーを持ってきて下さっていた。

すべての環境準備が整っていたので、くつろごうということになり、机、椅子を車座に並べ、一同席に着く。

小樽さんが、菓子の封切りに失敗したりしながら、買ってきておいた菓子を広げ、コーヒーを各自に注ぎ、準備万端。

安田さんの号令の元、一同OFF会開催に乾杯と相成った。

そして改めて各自自己紹介へと移る。

そのときのバックミュージックは、スペアリブさん持参のジパングワールド

日本古来の笙や琴によってDQの曲を演奏するというものである。

…まったく自己紹介という場に合わない()

ご趣味は?」などという言葉が飛び交う、お見合いのような雰囲気が場に蔓延した。

最遠方より来訪の馬券師あらいさん。

参加者最年少の更新係今回の写真家の一人M365さん。

ウェブマスター小樽さん。

パステルミディリンが誇るプログラマーKUZUさん。

劇団大本締めくっぴーらいむさん。

副将格その実力は言うまでもいないパステルミディリンのミスターアレンジャースペアリブさん。

今回参加者内で最も新参者ヘッポコ文責の私ヌル

釣り師兼今回の写真家の一人BCGさん。

小説書きを生業とする剛毅皇藤原光成さん。

副将格パステルミディリン随一の演奏家森田さん

(アイウエオ順)

とそれぞれが自己紹介をしていく。

そして大トりが

われらが総大将安田さん

であった。

一通りの自己紹介も終了。

引き続きMIDIの視聴会に移る。

視聴曲は1回ベストミディリン森田さんの「J-E-N-O-V-A」を皮切りに、ベストミディリンに輝いた曲達。

やはりこの音量、そして曲にあわせた音源を使い分けての視聴だと、

まったく違う!!

名曲たちの演奏に聞き入る時間であった。

一通りのベストミディリン終了後は、各自が持ち寄ったMIDIファイルの視聴に移行。

も推奨する本谷謙二さんMIDIファイルが登場するなどこちらも秀曲ぞろいであった。

また、話題沸騰の問題作()

お父さんはパチパチパンチ

も登場。

KUZUさん、が熱唱、大いに場をしらけさせた()

楽しい時間は飛ぶように過ぎ、時間は午後6時を回る。お待ちかね夕食の時間へと移ったのであった。


第5幕 「最後の晩餐と狂宴」へ行くのぉ~~