12月18日

あさ6時半に起きる。

昨日の夜は遠足前の子供のようになかなか寝れなかった。

だが起きないわけには行かない、

交通事故に遭って愛車が入院中なので代車のプレオで長崎空港に向かう。

空港に早く着きすぎた・・・・。

仕方なく空港内を探検、でも所詮長崎空港、10分もあれば見てまわれる。

自販機でヤクルトを2本一気飲みし、テレビをぼぉーっと見る。

ようやく飛行機に乗る。

隣の席に誰も来ないことを祈る。

化粧の濃いおばさんなんぞきたら最悪だ、それだけで備え付けの袋を使うことになる。

とりあえず、横には誰も来なかった、安心。

飛行機が離陸するときの感覚は何度味わってもいいものではない。

今日もなかなかゆれがひどい、私が乗るといつもそうだ。

高校の修学旅行もそうだった、スチュワーデス(エアーアテンダントでしたっけ?)が、

しきりに機内の電話をしてたあの日のことを思い出す。

10時には東京に着いた。

ここから迷わず行けば、本隊よりも先に着く。

それが楽しみで急ぐ、相変わらずひねくれた性格だ。

10時30分の新幹線に乗る、これも修学旅行以来、どきどきものだ。

11時20分に熱海着。

降り立ったホームから見覚えのある言葉が見える、「天行力」。

ヤなものを見てしまったような気がする・・・・。

とりあえず、BCGさんに電話してみる。

やだなあ、しゃべった事がない人に電話をするのは、

以前、グレート・カマ氏に電話したことがあったが、

そのときも同じような思いをしたことを覚えている。

かけてみて、私が着いている旨を伝えると、

まだ着いてなくって、30分ほど後になりそうだとのこと、

時間をつぶさねばならない、

私は時間をつぶすのが下手である。

待ち合わせなどもあまり好きではない。

とりあえず、向かい側のビルにSEGAのロゴが。

こんなときはゲーセンしかない。

で入ってみるが、なんだココは、ウチの近所がよほどマシだ。

ハーレーに3度ほど乗って時間をつぶす。

そろそろだな、駅に向かう。

しばらくすると、なんだかにぎやかそうな野郎どもがやってくる。

たぶん彼らだろう。

駅の柱の裏に隠れ、BCGさんに電話する。

一人の男が電話を取った、やはりそうか。

で、軽く自己紹介をして、飯屋をさがす。

その間にもいろんな人が自己紹介をしてくれるのだが、

はっきり言って把握できてない、

小樽さん、BCGさん、安田さんぐらいまではっきりしたが

それ以外は・・・・。


昼飯が蕎麦屋に決まりそうだ・・・。

座席に座り、同じテーブルには、

スペアリブさん、KUZUさん、M365さん、ぐっぴーさんらが座った(はず)。

私は蕎麦屋では天ざるを頼むことにしている。

例に漏れず、頼むことにする。

そこでスペアリブさんが、納豆なんとかそばを頼む。

この人はチャレンジャーの素質がありそうだ、

そうでなければあの祭りのMIDIは作れないな、

と一人で納得しながら、もう一度メンツを見渡す。

う~ん、はたから見ればなんと怪しい団体か、そういう目で見るおばさんと目が合う。

こっちでくだらない話をしていると、むこうではWEBがどうとか難しい話が・・・。

こっちはこっちで馬鹿話に花が咲く。

KUZUさんが九州の人らしく、よく知ってるようだ、心強い。

で、聞いてると、こっちはスペアリブさん以外はアウェイの人らしい。

各地の名物や食い物の話ばっかりだこっち。

名古屋はやっぱり味噌だよね、とか。

味噌煮込みうどんありますか?と聞いたぐっぴーさんには

名古屋人としてのプライドを感じた。

蕎麦がくる。

食べる、天ぷらと蕎麦をいっしょのつゆで食べさせるところでもうアウト。

地元だったら、たぶん二度と来ないだろう。

M365さんが頼んだうどんは強力だった、

あのつゆの色はカルチャーショック以外の何物でもない。

さらにスペアリブさんのあれは納豆嫌いにはなんとも・・・・。

あれは食い物だったんだろうか・・・・。

で、お代を払って出る。

このあたりには何もなさそうなので、宿に向かう。

その前に買い出しだ、コンビニに行く。

買うのは任せて、そとで森田さん、藤原さんとしばらく話す。

正直言って、そのときにはこの二人の名前は知らなかった・・・。


タクシーに乗る。

小樽さんからイメージが違う、といわれるので、

どーいう感じだったの、俺のイメージ?って聞くと、

もっと硬そうな人物だと思われていたらしい。

イメージはからするとプラスだったの?って聞くと、

プラスって言うので、とりあえずOK。


到着する。

すごいところだ。

地元のタクシーが知らないだけのことはある。

入ってみると、なんだかすごい家だなあって感じだった。

宿というよりも、金持ちの家に泊まりにきたってところかなって感じた。

入ってみて外を眺める、いい眺めだ。

ご主人に案内され、下に向かう。

ホールにピアノ、でかいスピーカーがある。

ココでMIDI鑑賞会をすることになる。

皆さん、機械を出し始める。

設置までボーっと眺める。

その後、自己紹介が始まる。

なんだか妙な気分だ、ココにいるのが。

ココでようやく皆さんの顔と名前が一致する。


過去のベストミディリンを聴いて時間が流れる。

森田さんのピアノ、ギターに感動。

楽器ができるってなんとうらやましいことか。

すこしはじめてみようかと感化されやすい私は考えるのであった。


夕食。

正直言って、どんなものが出てくるのか不安だった。

でもその不安は解消された。

出てくる料理は十分、私に合っていた。

そこでBCGさんがワインを出す。

そのワインこそ、我ら(私、BCGさん、小樽さん)が敬愛する、

石原裕次郎の13回忌があった時に、

BCGさんが長時間並んだあげくGETしたものだった。

飲んでみると、飲みやすい。

私は酒全般苦手なので、こう感じる酒は珍しい。


食事後、飲み会になったようだ。

私は飲めないので、話を聴きながら、ジュースを飲む。

そんな中私に悪夢が・・・・。

飲みましょうよ、って声が私に上がる。

わたしは飲めないんだっていってるにもかかわらず・・・。

九州の人間は酒が強いというイメージがあるんだろうか?

誰だっただろうか、記憶にないが、

私のコップに下町のナポレオンを注いでくれた。

しょうがないので飲む。

ヤな事はさっさと終わらせたいタイプなので、

さっさと飲み干すことにする。

ああ・・・、意識はしっかりしてるものの、

体との距離は3メートルぐらいはありそうだ。

トイレに行きたいが、椅子のほうが私を離してくれそうにない。

そのあと、そろそろはじめましょうか、ということで、

スペアリブさんの音楽講座が始まる。

でもこの講義は代返をしてもらった学生に近い状況であった

寝る寝る。

スペアリブさんには申し訳なかったが、すべて酒のせいだ。

でも後半からは、すこーしだけなのだろうが頭に残っている。

とりあえず、2時過ぎだっただろうか、終わる。


風呂に入るよりも、睡眠をむさぼりたい気分が強い。

で和室に向かい、ほとんどそのまま眠る。

他の、森田さん、KUZUさん、ぐっぴーらいむさんはいつ寝たのかは知らないが、

よく眠れた。私は。(いびきかいてたのだったら悪いことをしました)


起きる。

すぐ、飯になる。

朝飯は、私はあまり胃には入らなかった。

こういうところではなぜか朝飯は食えない。

で、料金清算。明朗会計とはこのこと。安い。

次回もここでやろうとの話があがる、当然かもしれない、

これだけの条件のところはそうそうないだろう。


宿を後にする。

ノンちゃんはかわいかったなあ・・・。


タクシーで熱海に行き、切符を買う。

そこで、ヌルさんとスプリンターズステークスの結果にジュースを賭ける。

ここでぐっぴーらいむさんとお別れ、妙な写真をとりお別れ。

さらば酒皇。


東京に行く。

列車の中で、安田さん、ヌルさん、M365さんと一緒の席になる。

いろいろと話してみる、

東京ではやはり車を持つのは大変らしい、

駐車場がやっぱり問題になるんだなあ。

駐車場代でアパート借りられそうだもんなあ。

あと、それぞれの地元の話をしたり、

安田さんの旅の話を聞いたり、となかなか楽しい話が聞けた。


東京に着く。

いろいろとありながらも、中華料理屋に着く。

その前に、ダパンプ松本さんが合流。

なんかおしゃれな人だ、私が持つ東京のイメージがいちばん合う。

中華バイキングなんてはじめて食べる。

どんなものがあるんだろうとわくわくしながらむかう。

バイキングでは、それぞれ胃袋自慢な方々が食を競う。.

宣言していたとおり、森田さん、安田さん、小樽さんは食う。

その合間にも、どこからわいてきたかわからない三国志トークが始まる。

私はそんな中ジュースばかり飲む。

ここで森田さんと別れる。同郷の森田さん、いずれ会うこともあるかも。


浅草に着く。

なんだか人が多い。

羽子板市なるものが行われているらしい。

ああそういえば、その年の話題の人を羽子板にするあれか、

ニュースで見たことがあるな、と思いつつ、浅草寺に向かう。

人が多い、人が多いのは好きじゃない。

浅草の何がいいって、胡散臭いお土産。

そのとき、いくつかチェックを入れ、翌日買いにくることになる。

お金を投げる。一応お祈りをする。

そして船へ。


船に乗るなんてなかなかないことだ、

それも東京の川下りなんて、二度とないかもしれない。

結構揺れも少なく快適だ、タバコの煙をのぞいては。

外を見ると屋形船が、あれは男のロマンだ、いつの日か・・・・心に誓う。


船を下りる、テレビで見たフジテレビの建物が見える。

まだ4時ぐらいだったと思うが、けっこう暗い。

九州ではまだ明るい時間なのに、といってたら、

KUZUさんが関西からでもそう感じたから九州からだともっとだろう、という、

またもカルチャーショック。


東京タワーに行く。

ここも修学旅行以来。

エレベーターで上る、展望台に着く。

暗い、暑い、照明を落としているため、なんだか変な感じ、

暖房を入れてるためなののか、暑い。

ここで友人へのお土産、東京タワー貯金箱を買う。

他にもプラモデルなど、魅力的なものがあったが箱が大きそうなのでボツ。


夜ご飯はどうするんだろうか、もんじゃは時間的にきついとの事。

上野のレストランに行く。皆がデザートだけのところ、

ヘビーなものを食らう。

BCGさんにアキバでのお勧めの店を聞く。

ピンクの服を着た人がチラシ配ってるから、な~んてはなしも聞く。

興味津々。

レストランを出る。

話を聞いていた酔っ払ったおやじに声をかけられる。

おやじも九州の人らしい、そういうところで声をかけるということは、

この人は寂しい思いをしているんだろうな、とすこし同情してしまう。


喫茶店で時間をつぶす。

ここでは、小樽さん、BCGさんと話す。

ホームページの話に話題が及ぶと、ヤバ、と思う。

前のパソコンがいかれてからというものの、ほとんどいじってない・・・。

作ろうとは思うのだが・・・。いずれ・・・。

ここのコーヒーはおいしかった。


東京駅。

ついに皆さんともお別れだ。

バスの待合所の前で話し込む。

どういう話をしたかはよく覚えていない、が貴重な時間であった。

小樽さん、藤原さんがバスに乗っていってしまう。

私はスペアリブさんと一緒に列車に乗る。

品川までの短い時間であったが、楽しい話ができた。


私は今回本当に参加できてよかったと思っている。

単純に楽しかった。

いろんな人と会い、話す、これは楽しみに他ならない。

まして、似た価値観を持つ人たちとならなおさらだ。

遠くから行ったかいがあったよ、本当に。


ただの短文の羅列になったこの駄文をここまで読んでくれたあなたに感謝します。