Today: Yesterday: Total: Online:
カテゴリー
その他
  • RSS1.0
  • RSS2.0
  • atom0.3
  • valid XHTML1.0
  • valid CSS2
  • Credit
RSSリーダーで購読する | この日記のはてなブックマーク数 | プロフィール
コメントが一番多い記事(233コメント):人の心理の裏をかくホームページ集客術:リピータになってもらうためには
ツイートが一番多い記事(94ツイート):ちょっと待て!twitterやfacebookに子供の写真を掲載する親達への警告
いいねが一番多い記事(574いいね):facebookスパムに要注意。なりすましの見分け方とアカウント乗っ取りの手口(2013年度版)

[ カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 ]

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 May 29, 2012

趣味blogの売上を3時間で21万円伸ばした今すぐできるキャッチコピーとページ改善の11の方法 ID:1338260464


5月中旬頃、趣味で運営しているblogの1つの
キャッチコピーとコンバージョンページの文章を1ページ変えたら、
それだけで売上が20万円伸びました。



作業時間は3時間程度です。

5月上旬は1円も売上がなかったのですが
5/13に1つの趣味blogのキャッチコピーと文章を変えたところ
翌日5/14から売上が発生し、
2週間(5/28まで)で売上が20万円を超えていました。(209,180円)

たぶんこのまま放置していても、まだまだ売上はしばらく発生するでしょう。


最近、SEOとは別にキャッチコピーの書き方についても
趣味で少し勉強しています。


SEOの基本は、ロングテールに基づき、ページを増やし
コンテンツを充実させることにより、
小さいキーワードによるアクセスを増やすものだと私は思っています。

大きいキーワードは競争率が高く、
検索エンジンのアルゴリズム変更により上位が激しいのでリスクが高いですよね。

売上をあげるには単純にページビューをあげるため
ページを増やせばよいか、といえば、それだけではなく
購入意欲の高い客を、どういうキャッチコピーでひきつけ、
成約に結びつけるか、そのための既存ページ改善が大切だと今さらながら実感しました。

私が見直した、キャッチコピーとページは以下のものです。

●キャッチコピー(タイトル)

(1)お手軽感がある
(2)具体的な数値を入れる
(3)興味を引くようなコピー
(4)キャッチコピーに全ては詰め込まない


●冒頭チェック

(5)商品の売りではなく、商品を手にいれることで生活がどう変わるか
(6)(5)を最初の数行で読者に空想させられるか
(7)文章の書き出しで確実に読者を引き込めるか


●全体チェック

(8)5行以上の文章を作成しない
(9)重要な部分は太字にする
(10)安心感を与えるお客様の声や感想があるか
(11)購入のリスクをなくす強力な保証



以下詳細です。


●キャッチコピー(タイトル)

(1)お手軽感がある


人間、お手軽間がないとなかなか実行に移そうと思いません。

例えば今回のタイトルが「3時間」としていますが
これが1年だったら、誰も見向きもしません。

また「キャッチコピーとページ修正」であれば、
新たにコンテンツを作る必要がないですし
「今すぐできる」というキーワードを入れることで
お手軽間を演出しています。


(2)具体的な数値を入れる


(1)にも書いたことですが「3時間」という具体的な数値、
売上に21万円など実数を書くことです。

ただ売上を上げる方法とか、
売上が10万円あげるとかだと、リアリティがありませんので
具体的な数字をあげたほうがクリック率が高くなります。


(3)興味を引くようなコピー


mixiの日記タイトルとか見ていると、意味のないタイトル付けなど
かなりの数を見ます。
申し訳ないのですが
私はほとんどスルーしています。
これでは興味を引かないから人は見ません。

人はタイトルを見ただけで
クリックをするかどうかを判断します。

どんなに良い内容が書いてあったとしても、
興味をひくようなタイトルでなければ
クリックさえしてもらえません。


(4)キャッチコピーに全ては詰め込まない


タイトルやキャッチコピーに全て言いたいことを書いてしまうと
それだけで記事の書いている内容がわかって
記事をクリックしてくれないので、
すべてをキャッチコピーには入れません。


●冒頭チェック

(5)商品の売りではなく、商品を手にいれることで生活がどう変わるか


私も昔よくやった間違いなのですが
商品を売るときに、商品の売りを説明してしまうんですよね。

でも読み手が知りたいのは商品の売りではなく
商品を手に入れて、自分の生活がどう変わるか、
というところです。

売りたいがために、商品の売りを羅列して
売りたいぞ!というのが前面に出ると、読者は逆に引きます。


(6)(5)を最初の数行で読者に空想させられるか


未来の想像図を最初の数行でいきなり
読者の頭に空想させられるか、です。

空想させられれば、最後まで一気に文章を読ませられる可能性が高いです。

そのためには


(7)文章の書き出しで確実に読者を引き込めるか


が必要になります。


●全体チェック

(8)5行以上の文章を作成しない


読みやすさを考慮するためです。

5行以上の文章があると読み手が疲れてしまうため、
5行以上の文章がある場合は、文章を分割します。


(9)重要な部分は太字にする


また最初は流し読みをする人も多いので
太字にすると目をひきます。

もし太字に興味をひけば、もう一回最初から読み直してくれる可能性が増えます。


(10)安心感を与える第三者の感想があるか


人はものを買うときに、本当に大丈夫なのか不安があります。
そのため、レビューサイトなどで口コミとか検索するわけですが
レビューの内容が、商品を売っているサイトにあると、読者は安心します。

自社が運営するサイトは、自社にお客様の声を、
自分が広告を誘導したい場合は、広告先にお客様の声が掲載されているかをチェックします。


(11)購入のリスクをなくす保証があるか


何か不具合がおきたときは、商品を交換したり、
効果がなかった場合は全額返金などですね。

こういう保障があり、文章に織り交ぜておくと購入率があがります。


以上の11点を考え、修正したところ、一番上であげたブログ1つで
2週間で売上が21万円あがりました。


上記で書いた11の改善方法に
以前掲載した
人の心理の裏をかくホームページ集客術:リピータになってもらうためには」を組み合わせると
さらに自サイトは飛躍的にモノが売れるでしょう。

— posted by midilin @ 12:01PM | Comment (0)

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 April 17, 2012

ヒットするタイトルの法則 ID:1334631506


元ネタ3000はてブを獲得した経緯と方法

・需要と供給の分析法
・ヒットするタイトルの法則
・離脱を防ぐリード術
・内容価値による共有促進法
・共感をしてもらうクローズ術
・Twitterによる拡散法
・はてぶランキング上昇の法則

ということで、2番目の「ヒットするタイトルの法則」
「内容」「数字」「ユーザーが得る利益」「ターゲット」「ユーザーへの問いかけ」
の決め方が、キャッチコピーを作るのに参考になる

http://media.marsdesign.co.jp/promotion/3000%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%83%96%E3%82%92%E7%8D%B2%E5%BE%97%E3%81%97%E3%81%9F%E7%B5%8C%E7%B7%AF%E3%81%A8%E6%96%B9%E6%B3%95.html
http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2012/04/13/12567

— posted by midilin @ 11:58AM | Comment (0)

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 June 02, 2011

Webディレクターのお仕事とアクセスアップ・SEO ID:1307018179


Webデザインの仕事を3年、
Javaを含める開発を10年近く(デザインの仕事も少々ありました)
していましたが、今年から開発を少し離れています。

WebディレクターとSEOのお仕事をしています。

ちなみにSEOとは(以下Wikiより)
検索エンジン最適化(英: Search Engine Optimization, SEO:サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)はある特定の検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブページを書き換えること。または、その技術のこと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E7%B4%A2%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%B3%E6%9C%80%E9%81%A9%E5%8C%96


簡単に言うと、googleやyahooでキーワードを入力する
(例:ガンダムのプラモデルがほしいなーと思ったら
 「ガンダム プラモデル」とyahooで入力する。
 デート場所を探すなら
 「デート 東京 おすすめ」とyahooで入力する)

ページが表示される。

狙ったキーワードでyahoo、googleで上位表示されると・・・

一番上にあるリンクをクリックする

アクセスが増える

ウハウハ!

ってな感じです。

ウハウハの部分は人によって違いますが
個人でSEOの知識を身につければ、自分のページのアクセスがあがり、
(個人でも100万アクセス程度のホームページなら比較的簡単にできるようになります。
 1000万アクセスのホームページもプログラムも並行して作れば、そんなに難しくない)
 
企業で取り入れれば、アクセスが直接売上につながることがあります。
(厳密にいえば、売上を意識するとなると、SEOだけでなく、
 一ページの成約率をあげるLPOの知識も必要になりますし、
 お金がかけられればSEMの知識も必要ですし、
 mixiなどのソーシャル系のサービスから人を呼び込むなら、SMOなどの知識が必要となることが多いと思います)

Webページのお仕事をしている方はSEOはきっても切り離せない話です。

もちろんSEO以外に、
全体のスケジュール管理とかが、いろんな部署の調整業務など
日々のスケジュールでかなりの割合を占めているのですが
SEOの仕事も結構時間をとっておこなっています。


私はここ10年近く開発会社に勤めているので
周りにはプログラムのアルゴリズムや設計に詳しい方は多いのですが
SEOのことをわかっている方が誰もいなく、
周りから吸収することができませんでした。

私自身も趣味で5、6年、数千程度のホームページを立ち上げて検証したくらいなので
その経験上、SEOは仕事では、正式に長期計画行ったことなく、
デザインの仕事を受けたときの延長上、単発な仕事、相談を受けたくらいです。

今回、プロジェクトリーダー経験とSEOの知識があるということで
Webディレクターとして長期計画でとある企業のSEOのお仕事(上でも書きましたがSEO以外の仕事もあります)で
出向することになったのですが
(この不景気の中、仕事があるということはとても幸せなことです)
本当にこの方法であっているのか、と毎日試行錯誤です。

我流の部分も多く、またSEOで名前を連ねている方々からみれば
このヒヨッ子が!
おまえなんか、ザクにも及ばない、ボールだ、ボール!
とガンダムのビームサーベルで切り刻まれそうですが。


そんなことはさておき、yahoo、googleとどうやって仲良くつきあっていくかって話になってきます。

アクセスを得るには、google様から好かれる1位になる必要があります。

逆にぐーぐる様の機嫌を損ねると、やふぉーからも嫌われます。
(ちなみに2011年現在、yahooはgoogleの検索エンジンを使っているので
 yahooとgoogleの検索結果はほぼ一緒です)

嫌われると検索エンジンから人が来ません。アクセスが得られません。
よって嫌われるわけにはいかないのです。

常に1位を目指す必要があります。

まるで、恋人みたいです。
常にあなたの1位でいないといけないのです。

こちらが、プレゼントや貢物を渡しても見向きもしてくれません。
小手先のプレゼントを贈ろうとすると、逆に嫌われてしまいます。
(検索エンジンから排除されます)

振り向かせるには、自分でいい男になるしかないのです。
(ホームページのコンテンツを充実させます)

気難しい彼女。言っていることが日々違う!
(日々変わる検索エンジンのアルゴリズムに翻弄されます)

昨日はこの服、かっこいいーっていったじゃーん。
今日になってそんなダサい服着ないでなんてヒドイッ、ヒドイわ!(おかま風)

ムフフ・・・でも・・・・そこが攻略しがいのある、ツンデレキャラ、google様。
(ちょっとM)


google様との戦いの日々が続いています。

とはいえ、面白い。
自分が趣味でやっていた部分が、仕事として今行っているので
日々趣味を勉強しながら、仕事をしているという感じで
社会人やっていて今の仕事が一番楽しいんじゃないのかなと感じます。

アクセス(PV)をあげるための企画を考えて、提案したり
それをいろんな人と協力しながら実現したり。

さすがにいろいろな実験を会社のHPで行うと直接的な売上にかかわるので
微調整の実験は行うものの、大きい実験は
自分の持つ数千もの子供たち(ホームページ)を生贄にして
いろいろ検証しながら、自分なりのアクセスアップを試行錯誤しながら考えているのですが
(私はやっていませんが、ここのところ世間では1、2年は
 オー○○○メインを使った方法が主流のようですがこれもいつまで続くか。
 売買・譲渡された○メインかどうかは技術的に調べるのはかなり難しいとは思いますが、いずれ対策されそう。
 あとは通常の○○ライトではなく、間に○ッションを入れた○○ライトの大量作成とかはまだ対策をとられていないようですが、
 作るにしても時間も手間も相当かかる)

結局、いろいろな小手先のテクニックはあるところ、最終的に行き着く結論は
私の中では以下になります。




「人の役に立つホームページをつくること」

これにつきます。

小手先でいろいろやろうが、アルゴリズムが変わってしまえばそれでおしまい、
では常に検索エンジンや、それ以外のアクセスを増えるにはどうすればよいかといえば、

人に役立つネタをもって、それを提供し、喜んでもらう

そうすると人は、そのホームページを紹介するし
ブックマークにもする
だから、検索エンジンも一番上に表示するし、仮に表示されなくても
ブックマークしている人は、検索エンジンを頼らずともアクセスしてくれる、

一番原点だなーと、いまさらながらに思います。

そのことを念頭に企画、記事執筆に一番時間をさき、
SEOはスパイス程度でキーワード選定+ニッチな分野を探すくらいで
充分アクセスが得られる効果があるのでは、と思う日々です。(超競合キーワードは除く)
でもその企画を作るのが難しいんですよねー


・今日の子供達
暇さえあれば、ドラクエモンスターズジョーカー2とスライムの話をする5歳の娘。
ホイミスライムのぬいぐるみ(ホイミン)を常に寝るときも持ち歩き、まずはドラクエ洗脳計画第一弾終了。

— posted by midilin @ 09:36PM | Comment (0) | TrackBack (0) 

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 November 13, 2008

成功するWebサイトリニューアルの方法 ID:1226545217


今年の8月に6年いた開発から部署移動し、
社内のホームページ担当者選任になりました。


仕事も、開発のときは設計、プログラム打ち、
デザインなど(デザインの仕事は少ない)の仕事をしていましたが
SEO(PC、携帯両方)、
SEM(オーバーチュアやアドワーズなどのリスティング広告やバナー広告)、
企画作成(どうやって集客するかとかなど)、デザイン(かなり多くなった)、
外部にシステムを発注するための要件定義作成などの上流工程など
仕事が変わってきました。


大きく変わったのが、今までは作成する側だったのですが
今は発注・運営する側になることが多くなりました。(作成もしますけれど)


また実際に会う人たちも、開発時は、プロジェクトメンバーとお客様くらいだったものが
今は内部では、人事、総務などから、業種がまったく違う別オフィスの人たち、
(いろいろな部署から吸い上げて、ホームページや、内部システムを構築するので)
外部では、外注会社、SEO、SEM、マーケティング、コンサル会社、ポータル会社の人々など
毎週、新しい人たちと常に会う機会があるので、なかなか楽しいです。




趣味でやっていたホームページ作成のノウハウが、
新しい部署ではかなり役立っているので
すぐに仕事にもなじめたのですが、ホームページ担当ということから
ホームページに携わるセミナーに最近よく出席しています。


昨日参加したセミナーが、「成功するサイトリニューアルの仕方」
というもので、なかなか中身のある内容だったので
忘れないよう、自分のメモ書きとして、日記に残しておこうと思います。
(尚、サイトリニューアルとは、当然個人HPではなく、
 会社のHPをリニューアルするときの話です)


◆成功するサイトリニューアルの仕方


★ポイント
(1)費用
(2)進め方
(3)パートナーの選び方


(1)リニューアルするのに、いくら「費用」がかかるのか。


[1]見積が違う理由


●Webページ制作会社に見積をすると、会社によって、どうして大きく見積が違うのか?


同じサイト作成なのに、A社が200万、B社が5000万のような見積が発生する、
この理由は、Web製作をするベースとなる会社は、
「印刷・出版」「広告」「システム」「デザイン」の4つの業界が前身となる会社がほとんどで
得意分野が違うため、このような見積の差が出る。



★ポイント「単純に金額で比較するのではなく、得意分野を見極める」



[2]ゴールを明確にする
「リニューアルをするのにいくらかかるかをただ業者に頼むこと」


この行為は


「目的地を言わずにタクシーに乗るのと同じ」





「タクシーの運転手(Web製作会社)も、目的地がわからないと、金額もわからない」


結局Web制作会社に迷惑をかける。


(確かに自分が受ける側のときに、漠然と要望を言われるだけでは作るときに困難で
 相手にヒアリングするのが大変だと感じ、こういうお客様が多い)





★ポイント「リニューアルをすることで、どんな変化を起こしたいのかを明確にしてから発注する」



[3]Webサイトは「成果」を出すもの


アクセス数、PV数は成果を図る指標ではあるが、成果そのものではない。
成果とは「売上」とか会員制の「登録率」(コンバージョン率)を指す。


アクセス数、PV数をあげることを目的と考える人が多いが、
これは直接的成果ではないので、経営者、HP担当者は勘違いしないこと。


★ポイント「アクセス数、PV数は成果ではない。ビジネスとして直結する、売上げ、登録率などが成果」


(2)進め方


●リニューアルはチームで進める
●スペシャリストを集める


例として


会社内部・・・広報部、営業部、マーケティング部、販促部、開発部
Web制作会社・・・プロデューサー、PM、デザイナー、ディレクター、プランナー、コーダー


などが存在する。


会社内部でリニューアルの要件をつめるときは、各部署のスペシャリスト(つまり責任者など)、
Web制作会社に依頼するときも、製作側の担当者をミーティング時に集めることが必要。


★ポイント「失敗の原因の多くは情報共有不足」
(これも、よくわかります。
 私が勤めている会社は、業務内容が分化していることから、
 部署によって、言いたい放題で、意見を吸い上げる、まとめるのに、かなり苦労します。
 部署間の情報共有ができていないことなどが問題に挙げられると思います)



●様々な職種、役割を機能させる


リニューアルをするときのミーティングの悪い例として
・何度も、ミーティング中仕様(決定事項)が変わる
・同じ内容のミーティングを繰り返す
このようなことが頻繁に起こる。





回避するには
★ポイント「決定権がある人を必ず同席させる」



●何がハードルになっているか?
例)
マネジメント不全
ワンマン型になっている
顧客視点の欠落



●まとめ
「Webサイトリニューアルは、発注した後より、発注する前に準備をすることに多大な労力がかかる」



(3)パートナーの選び方


●自分が発注するときに、予算を提示しない場合のデメリット


数社に見積をすると、複数の予算案から、高い、安いの議論が始まり
判断基準が曖昧になる





結局、予算決定権を持つ人が最後だけ見ると、安いところに決定せざるを得ない





目的が達成されない


これを防ぐためには、予算はしっかり発注会社に提示し、
★ポイント「複数社に見積を発注する場合は、”発注額”の大小で比較するのではなく、”費用対効果”で比較する」



●REF(提案依頼書)の作成に注意すること


どんな細かい情報でも制作会社に伝える


作成依頼のときに
「ユーザビリティの向上」
「デザインをかっこよくする」
などはNG


リニューアルするということは、
ユーザビリティの向上やデザインがよくなることは当たり前のこと。
「ユーザビリティの向上をすることで、●●する」
「デザインをかっこよくすることで、●●する」


のように、どうしたいか、ということを制作会社に伝える必要有り。






1時間程度のセミナーで、ノートに走り書きしたものを
テキスト化したのですが、自社サイトのリニューアルをするときは
なかなか役立ちます。


すべて当たり前といえば、当たり前のことなのですが、
自社のサイトをリニューアルするときにも
製作側から見て、お客さんの意見を吸い上げるときに気をつけるところにも
気をつける点と言えるでしょう。

— posted by midilin @ 12:00PM | Comment (0) | TrackBack (0) 

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 April 28, 2006

誰にでも簡単できるホームページ・ブログ改善法 ID:1146184635


引き続き、HPネタをもう一本書きます。
今回は、自分のホームページやブログの改善を手軽に行なうための方法です。


ホームページやブログを運営しているときに
自分のホームページはどこが悪いかって、わからないことがありますよね。


そんな悩みをお持ちの方がいらっしゃったら、ぜひやってみてください。


(1)ネットサーフィンをする


ネットサーフィンをするにあたって、どんなサイトでもよいです。
自分が興味があることを検索エンジンで探してみてください。


(2)リストアップする


ネットサーフィンをすると、いろいろなページがあります。
その中で、う〜ん、これはどうかなとか思われるサイトをリストアップします。
具体的には


・読んでいて、イヤになってしまったサイト
・もうアクセスをしたくないと思ったサイト
・自分にとって有益な情報が得られなかったサイト


(3)理由を考える


リストアップしたサイトは、何故アクセスをしたくなかったのか、
理由があるはずです。


その理由を挙げてみてください。アクセスしたくなかった理由のリストを作ります
ページが重いとか、目がチカチカするサイトとか、いろいろありますよね。
そのようなリストを10〜20個くらい挙げてみましょう。


(4)自分のサイトはどうかを見てみる


自分が見て、ダメだと思ったリストが(3)でできています。
そのリストに自分のサイトがあてはまっていないかを調べます。


これで自分のサイトのダメなところが簡単に浮き出てきます。
そのダメなところを少しずつ改善していけば
良いホームページやブログに近づいていきます。


さらに応用を利かせるとこのような方法もあります。


(2)’リストアップする


(1)のネットサーフィンは同じですが、これは、良いサイトだ!
と思われるサイトをリストアップします。


(3)’理由を考える


良いサイトだと思ったサイトの理由を考えます。


その理由をリストアップします。
悪いサイトと同じように、良いと思ったサイトの理由リストを10〜20個くらい挙げてみましょう。


(4)’自分のサイトはどうかを見てみる


悪いリストと同様に自分のサイトが、どれだけ良いサイトのリストに入っているか比較して
改善していきます。



非常にシンプルな方法でしょう。
でもびっくりするくらい効果があります。
リストは一度作ってしまえば、使い回しが可能なので
何度でもこのチェックリストは使えます。


自分のサイトは客観的に見ようと思っても、
悪いところというのはなかなか気がつかないものです。


人の悪いところが気になってしまい
自分の悪いところにはあまり気がつかないことや
他の方の悪いところを見て、自分の悪いところに初めて気がつく、
こういうことって、実生活でもありますよね。


これをHP制作にも応用してあげれば、
自分のサイトがどこが悪いのかという改善法が簡単に見つかります。

— posted by midilin @ 09:37AM | Comment (4) | TrackBack (0) 

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 November 10, 2005

ホームページ心理学第2弾「メールの書きだしとホームページ運営・集客の関係」 ID:1131589938


前回、「人の心理の裏をかくホームページ集客術:リピータになってもらうためには」ということで日記に気まぐれに書いたのですが、
150以上のコメントがついて、意外に好評だったので、今回も1つテーマを考えてみました。



●先日mixiというコミュニティに入りました


先日(といっても8月くらいですが)、mixiというコミュニティサービスに入りました。
このブログはそのmixiからリンクが貼られているので
mixi経由で訪れる方が多くなりました。



●ホームページで一番多い質問


ホームページを運営しているときから似たような質問をうけていたのですが
mixiに入ってから、ホームページ関係のご質問を受けることが多くなりました。


話題は様々ですが、一番多いのは


・「ホームページってどうやって作るんですか?」
・「ホームページを評価してください」


この2つが多いのですよね。


「ホームページってどうやって作るんですか?」というご質問は
まったくホームページを作ったことがない初心者の方が多く、
「ホームページを評価してください」というのは、実際にある程度ページができている方、
あとは企業の方からご相談を受けます。
(現在は相談が多すぎて、「ホームページを評価してください・見てください」
 というご相談は申し訳ないのですが、受けていない状態です)


「ホームページってどうやって作るんですか?」というご質問に対しては
また、まったくHTMLもやられたことない方は
HTMLの基礎知識のページか、私なりのホームページの運営の仕方を知らせる場合は、
パステル・ミディリンのHP作成講座、あとは簡単に始められるブログなどを進めています。


質問内容は違うのですが、他にもホームページの質問を受けます。


ところで、質問の内容を受けるときにメール(メッセージ)を
受けるとちょっと面白いことに気がつきます。



・質問メール1-A


こんにちは!
ホームページを作りたいと思うのですが
どうやって作ればいいんでしょう?
教えてください!



・質問メール1-B


初めまして、●と言います!
実は音楽と旅行関係のHPを作ろうと考えているのですが
プロフィールを拝見して趣味が似ているので
ぜひホームページの作り方を聞きたいと思いました!





この2つの質問の違い、文章が短いですけれど、
ちょっとした違いがあります。


わかりますでしょうか?
質問メール1-Bの方が、ちょっと丁寧?
それもあるのですが・・・・・根本的の違いがあります。


では、次の例文です。



・質問メール2-A


初めまして、私の会社では、英語教材のホームページを作っているのですが
無料な範囲でいいので、査定してもらえないでしょうか?
よろしくお願いいたします。



・質問メール2-B


初めまして、私、●と申します。
実はアクセサリ関連のネットショップを運営しています。
しかし運営して、2年立ちますが、未だにお客さんが来ません。
◆さんは日記で来客についてのお話を書かれていましたが
ぜひ何か意見を聞かせいただければ、嬉しいです。





この2つの質問の違い、わかりますか?
こちらも若干後半の質問が丁寧な書き方かもしれないですね。


では、例題3問目です。
相互リンクの申し込みがあったときの話です。



・メール3-A


初めまして、私のページでは相互リンクを募集しています。
もし相互リンクOKでしたら、以下の項目を記入して
メールで送信していただければ嬉しいです。


名前:
ホームページの名前:
URL:
ホームページの説明:


よろしくお願いいたします。



・メール3-B


初めまして、私、●と申します。
◆さんのHPを拝見しました。
◆さんのページで、気になったのがファミコン魂というコーナーで
ファミコンの語りがアツイですね!


私もファミコン世代なので、ファミコンの話を聞くと
いくらでもアツク語れます。


それで、今回はお願いがあってメール致しました。
ぜひ、私もファミコンの話題を扱っているので
◆さんのページと相互リンクをしたいのですが、
よろしいでしょうか?


もしよろしければお返事いただけると嬉しいです。





メール例文3も2つのバージョンを書いてみました。


この例文6つで、AとBの違い。


メールから受ける印象、細かいことを言えば、
質問メール1-Aは、何がわからないのかもっと明確にしてほしい
とか
質問メール2-Aのようにいきなり初対面の人に
相手になんのメリットもないのにHPの審査依頼を出す、
メール3-Aは相互リンク依頼をメールしているのに、
自分のホームページの項目を記入して送り返せと言うのはある意味無礼ではないのか
とか見る人が見ればそう思うかもしれないメールですが(笑)


そういうことは置いておいて、もっと大きな共通点が
AとBに違いがあります。


何だと思いますか?


一番大きな違いは「1行目」にあります。


お気づきの方も多いとは思うのですが。


この1行目の書き出しが違うと、
ホームページを実際に拝見したときに結構違いがあったり
ホームページの話しを懇切丁寧に話しているのに
理解が違うことがあるのですよね。


さて、質問A,Bはどう違うのでしょう?


●自分の名前を最初に名乗るか名乗らないか


これが答えです。
Aは、どのメールも自分の名前を名乗っていません。
Bは、すべて自分の名前を名乗っています。


なぁんだ、そんなことかと思われるかもしれません。


しかし、メールの最初に名乗るか名乗らないかで
HPの内容や、その人の性格が、結構わかってくるんですよね。


私はホームページを運営して、今丸8年、この11月で9年目に入りますが
小学生からご年配の方までいろいろとメールをもらってきました。


もらったメールの数は数万通はあると思います。


その中で自分のことを名乗らないで、
いきなり要件を言う方というのは、「小、中学生」が多かったのですよね。


高校生や、大学生、社会人くらいになると、たいてい
初めてのメールでは自分の名前を名乗ります。


何故、このようなことが起きるのでしょうね?


●他人のことが見えているかどうか


社会に出ていない、とか、メール上の礼儀を知らないというのもあると思うのですが
もっと大きな理由で、「人と話すのにどれだけ相手に気をつかっている」かということがあると
私は思っています。


もちろん、すべての小中学生さんがそうとは言わないですし、
ちゃんと名乗る方もいれば、大人の方でもいきなり要件を書く方もいます。


何故、メールの最初に名前を書くか、ちょっと考えればわかることなのですが
「メールを受ける相手」というのは
いろいろな方からメールを受けるわけですよね。


だから、最初に名前が書いていない方からのメールは、
受け手から見ると、返信を返すときに
相手のことをなんとお呼びすればよいかわからないですし
その方がどういう人かもわからないわけです。


メールではなく、「電話」として置き換えて考えてみればわかると思うのですが
何にも名乗らないで、いきなり要件を切り出してしまう相手から
電話がかかってきたら怖くありません?


かならず、電話をするときって自分が何者かというのを名乗りますよね。
それなのに、メールでは名乗らない、そんなのって変ですよね。


メールで自分のことが名乗らない、大きな理由の1つとして
私が思うに、「自分の要件をとにかく伝えたい」
ということしか、頭になく
伝えたい人へのことを、あまり考えていないということがあると思います。


年齢が低い方は、やはり社会経験や人生経験が低いですから
もちろんすべての人とは言いませんが、大人の方と比べると
人への接し方、他人への気配りなどに差がでてきます。



●実際にホームページを拝見するとわかること


詳しい統計をとったわけではないですが、
それでも数万通のメールを過去に見て
メールの最初に、自分の名前を名乗らない人と名乗る人の
ホームページを見ると、かなりの差があります。


それは、「コミュニケーション能力」です。


メールの出だしで、自分の名前を名乗らない方というのは、
「自分の要件をとにかく伝えたい」
(悪い乱暴な言い方をすれば、他人への気配りが足りない)
ということを前述で書きましたが、
それがホームページにも、かなり現れてきます。


ページでの文章表現、掲示板での対応、メールでメッセージを返事をしたときの対応、
など、人と接することすべてにおいてですね。


ホームページに人が訪れる心理として、
「自分の探す情報があるかどうか」
というのが大きな要因ですが、


何か疑問があったり、話したいことがあって、管理人さんに話をしようとして
良いコミュニケーションが取れないと読者さんが離れるということは充分ありえます。


たとえば、ビジネスで考えると物販などにもいえますよね。


家電製品のサポートセンターに問い合わせをして、
担当者さんが良い返答をしなかったりしたら、こちらとしても良い気持ちはしませんし
もうここの製品を使うのはやめようと思いますよね?


ホームページも同様で、管理人さんに話をしようとしたけれど
そこの管理人さんが、自分のことしか考えておらず
人への配慮が少なかった場合、話す側からしてもあまり面白くないですし
人は他のページに流れていってしまいます。


現実社会でもそうですが、ネットでのコミュニケーション能力というのは
自分が思うよりももっと、ホームページを管理していく上で必要な能力です。


●mixiでホームページのご質問を受けたときに感じたこと


最初の話に戻りますが、mixiというコミュニティに入ったときに
ホームページのご質問をかなりの数受けるようになったというお話をしました。


mixiというコミュニティサービスは18歳以上の方でないと入れないので
ほぼ大人と言われる方々が集まっています。


mixiには、相手にメールを出す機能「メッセージ」という機能があります。
この「メッセージ」を使うと、相手にメッセージを送ることができます。


ホームページのご質問をmixiの方から受けるときは
このメッセージを使って、メールを受けることが多いです。


私がmixiを使ったのは今年8月からでして
8月〜今日11月10日まで3ヶ月程度使っているのですが
受けたメッセージ(統計データ:受信メッセージ数+マイミクシィ希望:約800通)を見ると
かなりの方が、冒頭で自分の名前を書かないで
いきなりメッセージが届くのですよね。


mixiの場合は、メッセージを送った相手側のプロフィールのページがあり。
リンクが張られているので、相手の詳細データを見ようと思えば見ることができます。


そのため、一概にメールの時にお話したような
「自分の要件をとにかく伝えたい」「他人への気配りが足りない」とは言えません。


逆に長々と自己紹介文を書くことで、相手に、
二度も自分のプロフィールを知らせることはないだろうということで
あえて名乗らないこともあるとは思えます。


ただ、「ホームページ関係のご質問を受けた場合」に限りましては
実際にホームページを拝見すると、
メールでお話したことが、そのままホームページに受け継がれているということが
大きくわかったのですよね。


●ホームページ運営に必要な力の1つ「コミュニケーション能力」と「他人を気配る気持ち」


これも正確な統計を出したわけではないのですが、
メール数、メッセージ数とホームページのご質問をする方の関係を見ると


メールで自分の名前を名乗らない方
→メールでの要件が曖昧(つまり、何を聞きたいのかわからない)
→メールでの文章が少ない(2〜5行程度とか)
(メールの内容が「質問」の場合は、自分が何をして何がわからないのかということを
相手に知らせる文章を書く必要があるのに、
その文章がなく、わからない用件だけを書いているため、
結果として、相手への配慮が足りない)
→コミュニケーション能力が足りない
→他人への配慮が足りない


などの共通点が出ています。
(何度も言いますが、すべての人とは言いません。
ただ、過去のデータからそういう事実がでているということを伝えたいだけです)


ホームページを運営するにあたって、
斬新な企画、見せるデザイン、技術、
そういう力も必要でしょう。


しかしそれと同等に、管理人の人間性、コミュニケーション能力も大きく関わってくると
私は考えています。


コミュニケーション能力や他人への気配りが足りないから
結果、読者さん(ビジネスで言えば、お客さん)への心と通わすことができない、
一見さんがいても、リピータへの確保につながらい
ということが大きくあると思います。


ホームページを作るときに、何か自分が作りたい!
と思うものを作りますよね。


それは良いのです。


しかし、自分の好きなものを作り続けているだけで
読者さんやお客さんが集まり続けるというのは
世界にものすごく膨大な数のホームページがある中、
いわゆる「職人肌の人」「努力家」「隙間を狙える方」でないと難しいと感じます。


「職人肌の人」とは、専門性にたけている方
例えばイラストが描けるとか、小説や文章がプロ並とかとか
誰にも負けないような技術を使ったHPとか
とにかく人に簡単に真似できないホームページだからこそ
人が集まり、リピータが集まるわけですね。


また「努力家」の方は、人が集められない「膨大な情報量」をコツコツと集める努力があるから
人が集まるわけです。


「隙間を狙える方」というのは現在、どういうページがあり、
どのようなページがないかを調べ、隙間を見つけられる方のことを言います。
この「隙間を狙える方」も、膨大なリサーチ力が必要なので
「隙間を狙える方」=「努力家」とも言えると私は思っています。



しかし、専門性に長けていない方や努力がキライな方(笑)でホームページを作るときは
ホームページや管理人さんの雰囲気や人間性が大きく関わってくるのですよね。


●仕事でも同じことが言える


仕事をしていても、同じことが言えますよね。
仕事というのは、一人ではできません。


いろいろな人と共同で仕事をこなしていきます。
そんなときに、上司につく方や一緒の仕事をするパートナーが
他人への配慮があるかどうかでまったく違ってきますし
他人とのコミュニケーション能力がないと、仕事になりません。
相手が何を言って、それを理解し、実行する力が必要ですし
自分が何を伝えて、相手にそれを理解してもらうかという力も必要です。


また、先ほど上で少しお話しましたが(家電のサポートの話)
お客様相手とお話するときに、
自社製品のことを、こちらからただ述べるだけでは、お客さんはモノを買いませんし、
それにはお客さんがどういうものを欲しがって、何を求めているのか
アンケートをとったり、意見をとりまとめて、自社製品などを作るわけですよね。


人とコミュニケーションをとって、自分の製品などに取り組んでいくわけです。


またリピータを確保するには、自社製品やサービスのどこが悪くて
どういうふうに改善していけばよいのか、
それをお客さんとコミュニケーションをとりながら進めていく必要があるわけです。



●ホームページも同じことが言える


ホームページというのは、読者あってのホームページだと思います。


その読者との気持ちをどれだけ受け入れて、ホームページに反映していくのか
ホームページを運営して、管理していくというのは
「一方通行」ではなく、「双方向」のコミュニケーションがあって始めて成り立っていくものです。


ホームページ運営者同士のメールの交換で、メールを出すときや掲示板での対応、
ホームページ上に載せる文章の他人への気配りや読みやすさ、


自分がホームページの管理者側になって立ったときに
人とのコミュニケーションをとる、
そんなとき、もう一度、メールを出すときや、ホームページを作るときに考えてみましょう。




自分のメールの対応やホームページは




「相手のことを気遣っているかどうか?」

— posted by midilin @ 11:32AM | Comment (76) | TrackBack (1) 

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 September 08, 2005

人の心理の裏をかくホームページ集客術:リピータになってもらうためには ID:1126150639


(今回の内容はミディリンのHP作成講座にも掲載しようと思っています)


●ラーメンの看板を見て


先日、昼に何を食べようかなと外を歩いていたら
看板にどんぶりの大きさと同じくらい超巨大な肉が乗っているラーメン屋の看板がありました。


お店の名前とラーメンの名称は忘れてしまいましたが、鶏肉をあげた竜田揚げみたいなものが
ラーメンにでぇ〜んと乗っているラーメンです。
価格は1000円です。
ちょっとラーメンにしては高いですが、なにより、どんぶり並の同じ大きさの肉です。


私は焼肉とかすき焼きとかしゃぶしゃぶとか、肉大好き人間です。
一生ベジタリアンとか無理です。
空腹もあって、あまりにうまそうな看板なので、ラーメン屋に入ってしまいました。


●でてきたラーメンは!?


食券を買い、ラーメンが出てくるのを楽しみにまっていました。
待つこと10分、やっと来たか!


置かれたラーメンを見たときの第一印象。


「看板とまったく違うやんけぇええ〜!!!」


そんな言葉が頭に浮かんできました。


どうみても、看板の半分の大きさある?
と疑問をかけたくなってしまうほど「しょぼい」ラーメンでした。


これで1000円はどーみても高いだろう!
しかし払った手前、食べないわけにもいかないので
完食して、店を出ました。


たぶん、その店には二度と行かないでしょう。


●喫茶店にて


こんな有名(?)な話があります。
とある喫茶店の話です。


コーヒーの味に自信がある喫茶店があったのですが
その喫茶店は繁盛していませんでした。


そこで喫茶店のマスターは飲み物を頼むと「プチケーキプレゼント!」というサービスをはじめました。
看板も外に出して宣伝もします。


「プチケーキ」の看板を見て、お客さんが入ってきます。
喫茶店のマスターはしてやったりとサービスで飲み物と一緒にプチケーキ出します。
しばらくそのサービスを続けて、看板を見て入ってくるお客さんが増えてきました。


しかし一行に喫茶店は繁盛しませんでした。
看板を見てお客さんは来るのですが、
来たお客さんは2度と来ないのです。


何故来ない?
ケーキの味が悪いから?
いや、そんなことはない、このケーキは手作りで手間もかかっているし
味にも自信がある、以前友達に試食してもらってもおいしいと言っていた、
しかし客先は伸びない・・・・


マスターは困り果てました。
お客さんの中で常連さんの方もいたので
何か不満があったことがないか聞いてみることにしました。
その理由を聞くと看板に書かれていたプチケーキが本当に「プチ」ケーキだったのです。
出された瞬間、これじゃぁ・・・・と思われたそうなのですね。


確かにサービスは良い、味もおいしい、けれどプチケーキを食べられると思ってきたら
本当に小さかった、これが評判が悪かったようなのです。


さらにマスターはどうやったらお客さんが入ってリピータになるか考えました。
そしてしばらくすると・・・・・・喫茶店が繁盛していました。
お客さんが増えていたのです。


喫茶店のサービスはかわりありません。
相変わらず飲み物を頼んだ方にはプチケーキを出しています。


しかし前と違うことは、「外の喫茶店のプチケーキサービスの看板をはずしました」ことにありました。


飲み物を出したあと、「サービスです、こちらのケーキもよろしければどうぞ」
とプチケーキを出すと、お客さんは喜んで食べてくれたそうです。


●ホームページの集客やビジネスの集客にも使える


何故、喫茶店では同じサービスをしているのに看板をはずしたら
繁盛したのでしょうね?


以上2つの話を聞いてピンとくる人はきますよね。


プチケーキの宣伝を出したときに、お客さんは入るものの
プチケーキを前に出されたお客さんは、本当にプチケーキじゃん、と思って落胆しているのです。


しかし、プチケーキを出すと知らないお客さんが入ってきて
そこでプチケーキをプレゼントすると、まったく期待しなかった嬉しさをお客さんに提供できます。


これがお客さんが喜んでくれた理由です。


お客さんが再度訪れてくれるかどうかは、
「お客さんの期待」と「広告・宣伝」のバランスが関係します。


この考え方は、ホームページの集客やビジネスにも使えます。


ホームページで言うところの「宣伝」とは
検索エンジンに登録する文章やHP宣伝掲示板、HP宣伝メールマガジン、
企業であれば広告になります。


「宣伝文」を考えるときに、必要な重要事項は2つあります。


●(1)「どうやったら自分のサイト(店)に誘導できるか」
1つは、「どうやったら自分のサイト(店)に誘導できるか」です。


自分のページにアクセスしてもらえるか、皆さんも
自分のサイトやお店の宣伝文は試行錯誤して考えるはずです。


よく「ホームページ見てください!!!」
なんていう宣伝文を書いて検索ページやHP宣伝掲示板に登録する方がいらっしゃいますが
まずこういう宣伝文は見向きもされません。


宣伝をして、クリックさせるには、読者がぜひみたくなるような文章が必要です。
「読者が見たくなる」=「読者にとって有益であるかどうか」
という文章です。
「見てください」という文字があっても、それは「読者にとって有益ではない」ですよね。


読者にとって有益であるというのはコンテンツにどういう内容が掲載されているとか
そういう「事実」が必要です。


また一目をひく文章の書き方は、雑誌の見出しや電車のつり革の広告など
非常にうまい書き方をしています。


プロの方が書いているだけあって、本の表紙を見たらつい中身を見たくなってしまい、買いたくなる
そういう気持ちになることあるでしょう?


「文章を見て、続きを読みたくなる文章を書く」


これが宣伝文を書く上で1つ重要なことです。



●(2)「人の心理の裏をかいて、お客さんの満足度を宣伝よりあげる」
次の2つ目が人の心理の裏をかく部分です。


上のラーメンや喫茶店の話でもわかりますように
(1)「どうやったら自分のサイト(店)に誘導できるか」というのは
ラーメン屋も喫茶店も成功しています。


しかし、リピータ(再度訪れる人)として客はつきません。
リピータとして、読者さんに訪れるようにさせるには、
サイトを見たときの満足度をあげる必要があります。


具体的に表すと


宣伝 < 読者の期待値 < コンテンツの内容


というふうにならないとリピータがつかないのです。


上のラーメン屋や喫茶店で最初にお客がつかなかったのは
「宣伝がうまい」のです。
しかし宣伝文だけが先走ってしまって、最初に来た人の心はつかめるのですが
後のリピータにつながらない


つまり


宣伝 <= コンテンツの内容 < 読者の期待値


というふうになっているのです。


宣伝文を書くにあたって、一目で目をひくような文章を書くことも必要なのですが
コンテンツの内容を上回るような宣伝文はダメなのです。


喫茶店の例では、あえて宣伝の広告(看板)をはずすことで
提供するサービス(プチケーキ)は変わらないものの
宣伝をなくしたことで、お客さんに与える先入観をなくし
お客さんの満足度をあげる手法です。


宣伝文をうってアクセスがあるのに
リピータがつかないというのは、ここが問題なんですよね。


こういう状態に陥らないようにするには、
宣伝文を控えめに書くか(ただし控えめに書くと、まったく見向きもされないこともあるので加減が必要)、
コンテンツ(店)の質を宣伝文よりあげることです。


これを「狙って」できるような宣伝文を書くことができると
初めて来たホームページの読者さんが一度見ただけで去らずに、リピータに変わってくれる確率が高くなります。


コンテンツの内容がすばらしいところは
(1)の内容を書くだけで、意識せずとも(2)が実現できるのでリピータも多いのですよね。


今回書いたことは、当たり前といえば当たり前なことですし、基本中の基本です。
コンテンツを充実させれば、このようなことを考える必要もないのですが
実際はコンテンツが充実しないのに、宣伝をうってしまう方があまりに多く
企業でさえ、この失敗をします。


「宣伝文だけが先走っているのに気がつかない」のです。
この事実に気がついていない人がホームページ作成者には多いので、今回あえて書いてみました。


あなたのホームページはコンテンツの内容が宣伝を上回っていますか?

— posted by midilin @ 12:37PM | Comment (233) | TrackBack (2) 

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 April 21, 2005

ホームページ制作・運営について重要なこと ID:1114052643


久々な日記ですね。
ブログのバージョンを上げました。
ここのところ、暇な時間があったら、Webページのネタ制作及び実際に作ることに没頭していました。
パステル・ミディリン」「FF4リディア同盟」の更新と平行して
今年になって「花粉症blog」「ドラゴンクエストグッズ・コレクション」など立て続けに新しいサイトを立ち上げたり
(おかげさまで花粉症blogは花粉絶頂期のときは1日4000アクセス以上、3ヶ月たたずして10万アクセス超えました。
今はピークを越えて、落ち着いていますが)
仕事では、今働いている会社はシステム開発が主なのでここ数年は
プログラムをいじっていることが多かったのですが、
久々Webデザインの仕事(といっても数日だけ)が入ったので、Webデザインを実際にしたり
後は今社内ページの改善プロジェクトを兼務しているので、
どうやったら社内ページを他のユーザに見てもらえるかとか、検索エンジンにひっかかりやすくなるかとか
後は人をひきつけるにはどうしたらいいかなどの、マーケティング関連の本を読んだり
技術以外のことも知識を取り入れていました。


私がWeb業界でご飯を食べるようになって、7年目(ミディリンの運営は8年目に突入)になりましたが
今日は久々「Webページ制作」(ホームページ)の話をしようと思います。


「ホームページ制作の原点」って、いったいなんでしょうね。
パステル・ミディリンの読者さんでもホームページやブログを持っている方はかなり多いと思います。


私が「パステル・ミディリン」を始めたきっかけというのは、
自分が考えたことを発表したい、それがきっかけでした。
そういうきっかけでホームページを運営する方は数多くいらっしゃると思います。
後は、見知らぬ人と同じ趣味を持つ人と楽しみを共有したいとかですね。


例えば、自分が書いた日記。
ネットがなかった時代では、これが人に読んでもらえることなんてまずありませんでした。
しかし、ネットが普及するにつれて、個人で書くページが見知らぬ他人に読んでもらえるようになった
自分の考えについて、人が意見を言ってもらえるようになった
場所を超えて、コミュニケーションがとれるようになった、これってすごく素敵なことですよね。


次に「ホームページを運営することで大切なこと」って、いったいなんでしょうね。
やっぱり自分が作ったサイトは人に見てもらいたいですよね。
そのために作ったのですから。


誰もがネットに触れることになったことから
星の数だけホームページやブログが作られました。
しかしその為、一個人がつくるページが注目されなくなりました。
個人が書く日記、それをただ掲載するだけではなかなか見てもらえないのが実情です。
自分がネットサーフィンをする立場からして、一個人の日記を見たいと思わないですし
見るとしたら普段から訪れているサイトさんの実情が気になるかなとその時に見るくらいです。


そのため、運営が続かず途中で投げ出してしまい、結局閉鎖してしまう、
そんなページも多いです。


見てもらうには、どうしたらいいか?
更新頻度をあげればいいのか?
面白いネタをつくればいいのか?
かっこいいデザインを作ればよいのか?
数売って宣伝をすればいいのか?

皆さん、どうすればよいと思いますでしょうか。


私も数年は、面白いネタを作る、更新頻度をあげるために、がむしゃらに更新をするということを
運営当時からしていたのですが、
それ以外に大切な要素があるというのが、ようやくここ1年くらいでわかってきました。
長年ホームページを運営してきて、そして複数のHPを同時に運営して身についたノウハウというのでしょうか。

その辺の話を先日、ミディリンのHP作成講座に書いていました。


大切なことは試行錯誤することですよね。


人から言われてそれを実行するのと、自分でいろいろ考えて実行するのでは全然違い
自分で考えて実行をすると、確実に力がつきます。


ホームページ運営についても同様のことです。

ホームページ、ブログの数はこれからさらに拡大化していくことでしょう。
その中で、一個人のページで、「見てもらえるサイト」を作るのは、さらに困難になります。


1つ言ってしまうと
「机上で考えるだけで終わらせず、行動する力をつける」
ということがあります。
なんだ、そんなことかと思われるかもしれませんが
それが実行できない方が多いです。


こんなサイト、コンテンツはいっぱいあるから、無理だなど
最初から諦めてしまうということです。
諦めてしまって、何も生まれませんからね。
ただ闇雲に作るだけでは、成功しないのでそこに何個もの戦略を加えていくわけです。


ということで、久々、上記のような話題についてのミディリンHP作成講座の方を執筆しました。
まだストックが大分あるので、今日書いたテキストがいつ載るかというと
当分先だとは思いますが(^^;
チェルトの冒険や、カンダタなど今掲載しているのも
実は1〜3年くらい前に書いたものを掲載しているのが多いのですよね。
その為、自分が書いた文章をすぐに載せられないもどかしさもあるのですが、
それを耐えてストックをするのも、またサイトを発展させる方法の1つです。
(詳しくはHP作成講座:第24話「HP管理編1 HP更新を定期的に続ける方法」

— posted by midilin @ 12:04PM | Comment (0) | TrackBack (0) 

カテゴリー » Web/ミディリン » HP・ブログ運営術 March 16, 2004

長く運営する秘訣 ID:1079406000


今週末は残念ながらゲームをやる時間がとれませんでして
来週の連休はちょっと実家の鎌倉の方にいっているので
やっぱりFF10−2ができなそうなので、
FF10−2をクリアするのは4月か5月くらいかと思っているのですが
時間が少しとれたとしても
ミディリンかリディア同盟の運営に時間を使っているので
ゲームって本当に暇なときしかできないんですよね。
(ちなみに話はそれますが、リディア同盟は本来ミディリンとは別サイトという位置づけではなく
 共同運営のつぼみさんのPeppermint Breezeと
 安田のパステル・ミディリンの共有コンテンツとして
 お互いのコンテンツの一部として当初立ち上げたものなので
 ミディリンの更新情報にもリディア同盟の更新情報を掲載しています)

仕事の話では先週、4月から別件で始まる仕事のところに顔を出すはずだったのですが
先方が都合が悪くなり、延期になり行かなかったので
まだ4月の仕事のことがまったくわからないんですよね。

それで今週やる仕事の部分のロジックを考えながら
この休日はリディア同盟とミディリンの更新をしたり
今後サイトの方で更新する情報の編集や整理を行っていたのですが
HPを運営し続けるには、皆さんそれなりの苦労があるかと思いますし
閉鎖されたHPを見てきたのも、数え切れないほどありますが
HPを運営しつづけるノウハウというかコツみたいなものが
私はあると思っています。

ミディリンのHP制作講座の執筆完了リストの
第24話 「HP管理編1 HP更新を定期的に続ける方法」
にも書いてあることなので、それを掲載するときに
ミディリンがどうやってHPをこれだけの頻度で更新できるのかということを
その時に少しご紹介しようかと思っていたのですが
早めに種明かしをすると、HPの更新するための「ストックを常にためる」というのが、
長期的にHPを更新できるコツの1つだと私は思っております。

人間忙しいときって、趣味に時間が割けないので
更新できないことってあると思うんですよね。
そういうときに以前書き留めたストックがあると
それを小出しにすれば忙しい時期でも更新できるので
HPの運営が可能になるわけです。

ミディリンを運営していて今までストックを切らしたことが
ここ数年ないので今でも頻繁に更新できるのでしょうね。

ちなみに、今どれだけの更新ストックがあるのか
今日初めて数えてみたのですが
ミディリンとリディア同盟で未掲載分の更新ストックが
後97回分まだ残っていたので
(私が書いている執筆完了が52回分と後は読者投稿など)
ネタを考えなくてもまだ97日間は毎日更新できる量が現在ありました。
テキストからHTML化するのにそこで作業が発生しますが
結構更新ストックがありますね。
HPを長く運営し続けるには、常にストックをためること
これがHPを長く更新する秘訣の一つのような気がします。

— posted by midilin @ 12:00PM | Comment (0) | TrackBack (0)