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[ カテゴリー » ゲーム » お勧めゲーム ]

カテゴリー » ゲーム » お勧めゲーム February 18, 2012

終末医療(ホスピス)を考える「ナルキッソス」 ID:1329572710


ゲームというより、小説という感覚ですが、
現在、「ナルキッソス」というPSPのゲームをしています。

公式「ナルキッソス」
http://www.kadohobi.jp/narcissu/



章ごとに主人公が違うのですが、
メインテーマが終末医療(ホスピス)で
助かる見込みのない患者が、死を宣告されたとき、
どのような想いでいるのか
また医者から見て、どのように患者を見ているのか、
ということが事細かく描かれている作品です。

泣きゲーですね。

まだ半分くらいしかやっていませんが
人の生死について、深く考えられる作品で、お勧めです。

— posted by midilin @ 10:45PM | Comment (0)

カテゴリー » ゲーム » お勧めゲーム January 28, 2005

DQ8よりはまってちゃったかもしれないゲーム 金八先生 ID:1106882297


ドラゴンクエスト8も無事クリアして、やるゲームもなくなったなと思ったのが
去年12月中旬の頃。


ゲームショップで中古のゲームを見ていたところ、ちょっと買ってみるかと試しに買って
その後DQ8以上に数週間猛烈にはまってしまったゲームがありました。


「金八先生〜伝説の教団に立て」


前々からソフトの存在は知っていたのです。
チュンソフトという「かまいたちの夜」や「弟切草」などを
出しているメーカーからの発売で
ここが出すゲームは好きでいつも注目していました。


去年(一昨年だったかも)チュンソフトで新しいゲームが発表されたとき、
次のサウンドノベルは何か!?
と期待したところ、「金八先生」という文字を見て
既存のドラマのぱくりかよぉおぉ〜と
落胆してすぐにサイトを閉じてしまったことがありました。


私はドラマとか一切みないので、金八先生のストーリーも知らないですし、見たこともありません。
ゲームのデモ画面をサイトで見たところ
私の好きなサウンドノベルでもないので、興味が一気にうせてしまいました。


ゲームが発売したのは去年の4月だったようなのですが、
発売していたこと、それさえも知りませんでした。


先日中古屋ショップで、この「金八先生」がアドベンチャーゲームの3位に並んでいたので
あ、発売していたんだ、人気あるのかな?
と思って少し気になりだしました。


知り合いにゲーム業界で働いていた人がいて
いろいろゲーム業界の裏側の話とかを聞かせてもらうことがあるのです。


その人もこの金八先生はやったこともないものの、その人の知り合いから
金八先生は結構面白いと高い評価を受けていたという話を聞いて、
じゃぁ、まぁ、値段も中古で3000円くらいだし、やってみるかと思って購入しました。



金八先生=武田鉄矢さんが学校の先生をやって、学校の生徒のいろいろな問題をかたずけていくくらいの
イメージしかなく、ゲームの本編もそれに沿った話なのですが・・・・・




はまりました。


はまってしまいました。


久々、自分の中のヒット作です。


これだけはまったのは、熱く語った「街」以来です。
(ちなみに以前のゲーム「街」についての話はこちら
http://midilin.sakura.ne.jp/midilin/php/ppblog/index.php?mode=show&UID=1056380400


さすが、チュンソフト。期待を裏切りません。
今回落胆していたぶんだけあって、やってみたらお宝を発見したそんな気分です。


ゲームソフトのあらすじの概要は、ドラマの金八先生とは若干違うようで
金八先生が病気になり、1年間入院になるので
28歳の元教師(金八先生と知り合い)が、一年間代理教師をしていくという話なのです。
金八先生は病院にいるので助言を受けながら、生徒を導いていくのですが
この話を聞いただけではふぅ〜ん、くらいでした。


全部で10話くらいの構成になっており、
やってみると1話1話が「ストーリーがかなり濃厚」で、全話飽きさせません。


しかも一度ゲームをクリアするとストーリーが分岐して新しいストーリーが展開していくのは
今までのチュンソフト(弟切草、かまいたちの夜、街など)のやり方と同じで、一回クリアしただけではなく
複数回やっても新鮮さがあるのはよいですね。


今回は文字がほとんど出てこなく
(出てくるのは選んでくる選択肢のみ)
FF10などと同じ、すべて音声なので、ドラマとサウンドノベルが混ざったようなそんなゲームです。


サウンドノベル型のゲームと大きく違うのは、文字が音声になっただけでなく
分岐のところにも大きく違いができています。


一日に自分ができる行動ターンというものがあり、その行動ターン内に
限られてきた人と出会って会話をしてきます。


ある人と話したり、イベントをこなすと、「選択肢を手に入れる」ことができ
その手に入れた選択肢をまた別の人に使うと、新たな選択肢が手に入り
複数の選択肢を次々と手に入れ、駆使しながら、物語を最後まで進めていくというものなのです。


物語は、基本的に1話1話で完結しているものの、
特に最後の方は、かまいたちや弟切草で味わった、ドキドキ感も味わえます。
恐怖有り、恋愛有り、友情有り、感動あり。
泣かせてくれます。


普通、これだけ1つのゲームにいろいろ詰め込んだ話というのは
何がゲームの中でいいたいのかわからなく
駄作になることが多いと個人的には思うのですが
全話楽しむことができました。


物語としては、現在の学校問題で起こる
引きこもり、受験問題、自殺、いじめ、教師など幅広い問題を扱っていますが
この金八先生は生徒それぞれにすべてストーリーがあり、
また登場してくる先生達それぞれにもストーリーがあり
やっているとキャラクターにとても愛情をもつことができるゲームです。


実際にプレイしないと、このゲームの面白さは文章では全然伝えられないのですが
このソフトは超お勧めです。買いです。
ドラクエ8よりはまるかどうかは、個人のゲームの好みによって違うと思いますが
私ははまりました。


買う前はまったく期待していなかったソフトですが
「当り」のソフトですので、かまいたちの夜や街を買ってはまった方であれば
たぶんはまるでしょう。


あぁ、もっと早く買っておけばよかった。でもこのゲームに出会えたことに感謝です。

— posted by midilin @ 12:18PM | Comment (2) | TrackBack (0) 

カテゴリー » ゲーム » お勧めゲーム June 24, 2003

「街」レビュー ID:1056380400


「街」レビュー

チュンソフト発売、サウンドノベル第3弾「街」。
数週間前に秋葉原で中古で1280円で購入し
序盤プレイで見事はまってしまったのですが
クリア後、期待をさらに上回る作品でした。

定価6800円、さらにベスト版(PS one Books)で再発売して2800円くらい
(Amazon.co.jpだと2100円で新品)で売られていますが
6800円で購入しても惜しくないと思わせたゲームでした。



●ゲームのイメージを思い浮かべるには?


8人の主要人物のシナリオからなるストーリーで、
有名なRPGに照らし合わせると
(サウンドノベルとRPGは全然別ジャンルのゲームですが)
「ロマンシングサガ」のようなさまざまなキャラクターからプレイできるのですが
ゲームのプレイ感覚は「ドラゴンクエスト4」に若干近いです。

「ドラゴンクエスト4」は「1章〜4章」までそれぞれの
キャラクターのストーリーがあって5章に終結するという形ですが
これが、「1章〜8章」まであって
どの章からも好きにプレイできて、同時進行するゲームです。



●あらすじ



(1)
・題名:「オタク刑事走る!」
 主人公「雨宮 桂馬」
 


ゲームとコーヒー牛乳が大好きのゲーマー刑事「雨宮 桂馬」
周りからはオタク刑事と呼ばれている。
パトロール中にゲームセンターに行って遊んでしまうほどのゲーム好き。

ある日、桂馬の目の前にあった渋谷のオーロラビジョンに、
突然「爆破」という文字が現れた。
ただのイタズラかと思われたが、桂馬はなにか不穏なものを感じる。
同時に怪しげな文章が書かれたチラシが配られ「雨宮 桂馬」は事件の捜査に乗り出す。


(2)
・題名:「やせるおもい」
 主人公:細井 美子
 


食べる事が何よりも好きな20歳の女の子「細井美子」
最近、増え続ける体重を気にも止めず、恋人の前でも、
豪快な食べっぷりを見せていた。
そんな美子は、恋人に痩せなければ別れると宣告されてしまう。
別れたくない一心で、美子はダイエットを始めるが・・・・・



(3)
・題名:「THE WRONG MAN 馬」
 主人公:馬部 甚太郎
 


脇役(とくにやられ役)ばかりを演じてきた「馬部 甚太郎」。
そんな時、偶然にも大抜擢のドラマのゲストの役をもらった。
ヤクザの組長役である。
しかし本人の内気の性格から思ったように役演じられず、失敗を繰り返す。
そのとき、自分とそっくりの男、「牛尾 政美」(下記(4))と取り違えられたことから
本物のヤクザに間違えられ、宝石強盗として追われることに・・・



(4)
・題名:「THE WRONG MAN 牛」
 主人公:牛尾 政美
 


元ヤクザ幹部だった「牛尾 政美」
しかし足を洗い一人の女性にプロポーズしようとしていた。
相手の女性が勤める宝石店に出向き、プロポーズをしようとしたその時、
以前の子分が強盗として現れる。
知りあいだった為、「牛尾 政美」は子分と共犯となり
プロポーズどころか、宝石を持った子分と逃げることに。
その途中に、自分とそっくりの役者「馬部 甚太郎」(上記(3))に取り違えられ
ドラマの演技(ヤクザの組長役)をすることに・・・・


(5)
・題名:「七曜会」
 主人公:篠田 正志
 


平凡な大学生、「篠田 正志」
彼はある会社に就職が決まって、その後順風満帆な生活を送るはずだった。
そのとき、「日曜日」という女性に脅迫され、
七曜会という謎の組織に入る事になった。
そこで「篠田 正志」は、自分にされたのと同じように
7人の人間を脅迫し一万円を受け取り、
その脅迫相手を七曜会の会員にするというノルマを与えられる。
しかし、何故、一万円という金額を脅迫して受け取るのか?
七曜会の目的とは?


(6)
・題名:「迷える外人部隊」
 主人公:高峰隆士
 


フランス外人部隊に所属している、「高峰隆士」。
今までに何人もの人を殺してきた。

3年ぶりに日本に帰国して、部隊を抜け出してまで日本に戻ってきた「高峰隆士」。
しかし平和な日本になじめず、自分の中に焦りと苛立ちを憶え、
喧嘩などの騒動を起こしていた。
何故、自分は日本に帰ってきたのか。何故自分は外人部隊に入ったのか。
自分の人生とは何だったのか、自問自答を繰り返していた・・・・


(7)
・題名:「シュレディンガーの手」
 主人公:市川文靖
 


人気のドラマ脚本家、「市川文靖」。
自分が眠っているうちに、何故か脚本が出来あがっているという、
不思議な体験をしていた。
その脚本は、どれも高視聴率を取っていたが、
それはただ高視聴率を取るためのもので、自分の書きたいものではなかった。

市川は本物の自分の書きたいと思い、一心不乱にそれを書き上げる。
しかし次の日、その原稿はすべて消去されており、
代わりに、いつものように書いた覚えのないドラマの脚本が出来上がっていた。
市川は、眠っている間に活動している、見えない敵とは・・・・


(8)
・題名:「で・き・ちゃっ・た」
 主人公:飛沢 陽平
 


高校生の「飛沢 陽平」
彼は学園のアイドルで、自他共に認める女好き。
これまで様々なと女性と付き合ってきた。
そんな陽平は、ある日、一人の女の子から呼び出さた。
「できちゃったんです」という衝撃の告白をされる。
しかもその会話を、学校一のキラワレモノでチクリ屋に聞かれていた・・・・




●「街」の購入前の印象


「弟切草」「かまいたちの夜」でサウンドノベルの大ファンになりましたが
実写版(様々な俳優を使っている)ということもあって
購入をずっとためらっていたソフトでした。

ドラマが好きでなく、あまり見ないということと
元祖サウンドノベル「弟切草」「かまいたちの夜」は
キャラクターが登場したときに
「シルエット」という形で登場しています。
そこで小説のキャラクターの容姿や声を自分で創造していきます。

サウンドノベルの面白さは、小説のように
自分でそのシーンやキャラクターの声を想像して
いくところに楽しさがあると思っていたからです。


●「街」の購入後の印象



◆常に飽ききさせない・・・・八人同時プレイの意味


不思議な体験でした。
8人同時に小説が進んでいくということが。

これは、冒頭でも書きましたが、
ドラクエ4で言えば、1章〜8章までそれぞれの立場から
主人公がプレイできるという点です。

ただし、ドラクエ4やロマンシングサガと大きく違う点、
それは「同一の時間軸による同時プレイ」です。

「ドラクエ4」や「ロマンシングサガ」のような各キャラクターの主人公がいれば
そこの主人公のストーリーが終わるまで、違うキャラクターではプレイできませんが、
「街」は「5日間」の生活をどうやってすごすかということで
一日日が、それぞれ8人全員クリアをしないと、二日目をプレイすることができません。

また、それぞれの時間軸で、別キャラクターへの移動が可能なため
一日目の午後1時に違うキャラクターへ移動できるなんていうこともできます。
つまり、「八人が同時進行」なのです。

小説を読むときに、1冊1冊読むことはあるかと思いますが、
8冊同時に小説を読むことというのはなかなかない体験ではないでしょうか。

「八人のキャラクターで好きなタイプをプレイする」
というよりは
「八冊の小説を同時に読ませる」
というものなのです。


八冊も同時に小説を読んでいたら、どの話がどのようになったのか
わからなくなってしまうのでは・・・
そう最初は思いました。

購入前に「街」を買うのを私がためらった点は、実写版という理由以外に
キャラクターやストーリーがこんがらがってわからなくなってしまうから
あまりやる気がおきなかったと言う点もあったのですが
このゲームは

・一人一人の個性が強すぎること
・ある程度の時間単位で、各キャラクターの移動ができること
・過去には、どのキャラクターのどの時間に、いつでもさかのぼれること
・まったく関係ない八人も、思いがけないところでリンクされている(つながっている)

このことから、各キャラクターの名前と小説のストーリーはすぐに頭に入ってきます。

また、ある時間のキャラクターをやっていなかったから
他のキャラクターの行動を見逃したということもありません。

八人のプレイをそれぞれ、一日単位で全員クリアしないと次の日にちに進めないので
全キャラクターに一日をプレイさせなければいけないので
ストーリーを読み飛ばすということがないのです。


一つのストーリーが先が気になって、早く続きがよみたい!
という気持ちは本が好きな方なら誰しもがあります。

それが、8人「同時進行」なため、
どの主人公も先が気になるという思いにさせてくれるのが8倍、
このゲームの大きなところです。


◆主役キャラクター以外にも魅力的なキャラクターがいっぱい


この「街」というゲームは400人のキャラクターがでてきます。
あまり有名な俳優さんは出てこないですが
(脇役で登場した窪塚洋介さんくらいでしょうか)
主人公以外の脇役が、とても魅力的です。

前回、「街」購入時のときに少し述べたのですが
このゲームはサラリーマンや学生、普通の女の子達が主人公です。

そのため、脇役と主人公の差がそれほど差がないかもしれません。

脇役が出てきたら、そこにリンクが登場され
そのリンクを読み飛ばすこともできますが
リンクをクリックすれば、その脇役の詳細説明が出るという
親切なシステムが取り入れられているため、
脇役一人一人にも愛着が持てるようになっています。



◆脇役から主人公へ


これも、前回の文章で述べたのですが
普段は脇役としてもしょうがないほど影が薄い人間、
しかしその人たちにも一つ一つの物語は確かに存在するわけで
主人公になりえる、

自分達は一人一人が主人公であり、「街」ですれ違った人には
やはりそれだけの物語がそれぞれある、
それらの人々も「主人公」でいられる、

チェルトで言えば、主人公はチェルト、脇役はカンダタだけれど
カンダタの小説では彼が主役でチェルトは脇役である、


どんな街にいる人にもストーリーはある
どんな街にいる人でも主人公になりえる
「街」

そのようなゲームの無限性を感じさせるが「街」なのです。
この「街」はゲームとしての無限性を示してくれました。

そして・・・・


●クリア後


8人の登場キャラクターをそれぞれクリアすると
裏ステージとして
(以下ネタばれのため、一応隠します)
   

◆今まで脇役だったキャラクターが主人公になり
◆9人目、10人目のキャラクターが出現します。
(つまり、ドラクエ4で言えば、6章で出てくるデスピサロが
 ピサロの生い立ちから、最初からプレイできるというような感覚でしょうか。)
 

 


このゲームとしての見せ方が驚きました。

チュンソフトのサウンドノベル第4弾「かまいたちの夜2」より
第3弾の「街」の方が面白いと感じたのは
このような斬新なシステム、見せ方がすばらしいからです。



●膨大なエンディング


今回はエンディングとしては、完全終了が
各キャラクターに一個ずつありますが
バットエンディングとして120個近くの
エンディングが容易されています。



●お気に入りのストーリー


個人的に好きだったのが
(1)
・題名:「オタク刑事走る!」
 主人公「雨宮 桂馬」

(5)
・題名:「七曜会」
 主人公:篠田 正志

(7)
・題名:「シュレディンガーの手」
 主人公:市川文靖

の3つでした。

「街」関係のWebページを探してみると、かなりの数があったのですが
(1)
・題名:「オタク刑事走る!」
 主人公「雨宮 桂馬」
(5)
・題名:「七曜会」
 主人公:篠田 正志

は、どのページでも人気があったようです。

(1)の「オタク刑事走る!」はキャラクター的にとてもかわいく
コーヒー牛乳を常に片手に持っているという設定が面白く
さらにゲームやパソコンのことについて、相当詳しく
文章への引き込ませ方はすごいです。

そして最後の最後までストーリーがどんでん返しの繰り返しで
8人の中で最後にこのキャラクターをクリアして
スタッフロールが流れたときは感無量でした。

そして、(5)の「七曜会」は
「脅迫」という、ちょっと物騒な言葉がキーワードで
ゲームの内容にはちょっとまずいだろと思わせながらも
コミカルなストーリーと、組織への謎が少しずつ明かさせていくところと
主人公がたったの5日間でどんどん人間としてたくましく成長していく様子が、
見ている読者を爽快にさせてくれます。

(7)の「シュレディンガーの手」
これは正直、ちょっと残虐なシーンや、血のシーンが多く
最後もお世辞にもハッピーエンドとはいえないものなのですが
他の7作品とはまったく違った作品で、
主人公が、モノを作るときに苦悩や喜びを
狂気と一緒に描かれています。

よく
「天才と狂気は紙一重」
なんて言いますが
小説描き、イラスト描き、音楽つくりなど
モノを作る方を趣味や仕事とされている方は
ちょっと一度は見てもらいストーリーですね。


このゲーム、安田だったら、定価で買っても損はないと思いました。
街のソフトは、中古ソフトでもなかなか見つかりませんが
PS one Books として新品で2800円で売っているので
近くのビックカメラやおもちゃショップなどで探して
ぜひ買って、皆さんにもやってみてください。
「小説」か「ゲーム」のどちらかが好きな人なら
やってみて絶対損しないゲームですから!

— posted by midilin @ 12:00AM | Comment (0) | TrackBack (0) 

カテゴリー » ゲーム » お勧めゲーム July 19, 2002

かまいたちの夜2プレイ報告 ID:1027033200


カマずけでした











ヌカずけみたいな響きですが
昨日木曜日は家に帰った後、夜9時から待ちに待っていた
かまいたちの夜2をプレイでした。

風邪がちょっとつらかったので早く寝ようかとも思ったのですが
気がついたら夜中の3時までプレイして、
25種類のエンディングを見てしまいました。

大きなストーリー(用は「完」が出るエンディング)を3つクリアしましたが、

前回のかまいたちに比べてエンディング数が飛躍的に増えていますね。
前回のかまいたちは確か40種類くらいだったのですが
今回、どのエンディングの数を見たかが表示され、
その総数が100くらいあったような気がしたので、1/4くらいでしょうか。

しかし・・・・う〜ん、いいっ!!!
一番最初に体験するミステリー編は以外に簡単にもとけたけれど、
かまいたち1からの複線が見事に描かれていて
かまファンにはたまらない出来でございます。

音楽が、かまいたち1の音楽が何度も流れて
あの感動がよみがえってきて。

ただ、ミステリー内容がちょっと今回は現実離れしているのですが
(以下ネタばれなので、ミステリー編の部分をかくします)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


前回のかまいたち1では、田中一郎をばらばらにして
バックにいれて美樹本さんが入ってきて
数々のトリックは非常によくできていたと思ったのだけれど

今回のかまいたち2のミステリー編は
水位があがるあのトリックはちょっと現実離れしているので
あれは普通に想像するのはちょっと難しいと思う。

ただ、犯人選択のところが比較的優しくなっているので
以外にミステリーの謎は簡単にとけました。

犯人の今日子さんが自分の忌まわしい血筋を途絶えさせることと、
その夫である小林さんが津波を前に死を選び
主人公の徹と真理に生きろというところは
なつかしの感動の音楽とともに泣けました。

しかし、かまいたち1からの複線、
かまいたち1では、OL3人組がいたのに
かまいたち2では、OLが2組で、
隠された河村アキの話とかまいたち1とのストーリーはすばらしかった。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ミステリー編をクリアしたあと
(ミステリー編以外のネタばれなので、ミステリー編しかクリアしていない
 方はみない方がいいかも)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
陰陽編がはじまったけれどあれは怖かった・・・
俊夫さんが、胴体が引き裂かれ
身体が上限離されて絶命するところは、もう演出怖すぎ。

さらに、そのあとがバイオハザードを彷彿されるところで
どんな選択肢を選んでも
最後は全員皆殺しでエンディングを迎える
残虐なエンディングしかないという。

一本一本、天井の血の線が引かれて
皆殺しで9本の線がひかれたときはマジで夜中ヘッドホンつけてやると怖いです。


そのあと、サイコキック編もやったが、
かまいたち1のスパイ編を思い出してしまいました。

なかなか人物設定がいいね。
主人公が入れ替わり、真理の視点から見るのもまたいいのですが、
真理以外、主人公であった徹も殺されたのはショックだったな。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

夜中の3時頃、カマをいったん終了させて寝たのだけれど
もう寝てもかまいたちの夢ばかりで
寝てもゲームをしている夢を見ていました。

今日も帰ったらずっとカマプレイに走ろうかと思います。
すいません、安田このゲームをコンプリートしない限りは
もう眠ることもできません(嘘)

しかし、かまいたちの人気すごかったです。
仕事帰りにかまいたちを買いにビックカメラにいったのですが
レジが並んでいて、そのうち3人はかまいたちのソフト持って並んでいたし、
私がかまいたちのパッケージを見ていたときに
5本のソフトが目の前につんであったのですが、
3分後、その5本とも他の人の手に渡って見られているのですもの。

かまいたちの夜がこれほど浸透、認知されているソフトだとは思いませんでした。

— posted by midilin @ 08:00AM | Comment (0) | TrackBack (0)