十月十五日

水のリングを手に入れた。船に戻ってきて休んでいる。明日の朝ルーラで戻るこ とにする。一日で戻れるということにみんな驚いていた。ベネットさまさまだ。

もうすぐ天空の盾が手に入る。しかし、フローラさんのことはどうしようか。
アンディはどう見てもフローラさんにぞっこんだ。彼女もそう悪い気はしてない らしい。
でも、僕のことも同じように見てくれている。彼女の気持ちは分からない。

フローラさんのことにふれると、ビアンカが反応する。ビアンカは僕のことを好 きと思ってくれているのだろうか?
ビアンカに再開したときは、確かに胸がどきりとした。幼なじみといっても、10 年以上もあっていなかったし。


自分の気持ちすら分からないなんて。

十月十六日

明日は選択しなくてはならない。

ルドマンさんはもう結婚式の準備をはじめていた。何ということを。
「フローラと結婚するか、それともその連れの女性を取るか、今夜一晩で決めろ」 なんて事をいう。天空の盾は関係ない。純粋に僕の気持ちで決めなくてはならな い。
眠る気になれない。










気持ちが決まった。
 
 
 
 
 


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