【第11話】
クラウド編第11話
獲物を狙う目


エアリスとティファ、どっちもきれいだ。

二人の姿についつい見とれてしまう。


すると、エアリスとティファがニヤニヤとして

近づいてきた。



「さて・・・・次はあなたの番ね・・・・」


「は?」


「あなたも、コルネオが用意したものに着替えるのよ」


「何でだ!?

 俺は、ちゃんと女装しているぞ。

 一応、女装の時にそれなりの格好を着てきたから

 それで大丈夫だ」


「何いってるの?

 ただでさえ、化粧はがれ落ちてきているし、

 顔が日の丸みたいになって、お化粧を塗り直さないといけないでしょ?」


「そうよ、それに、ここのドレスってとってもいいわよ。

 クラウドも一回着なきゃ損だって!」


「俺は男だ!

 別にドレスなんか着なくても損はしない。

 っていうか、それを着たらさらに、人間として大切な物が

 バラバラと崩れ落ちていくような気がするぞ」


「またまた照れちゃってぇ!」


「照れてねぇ!」


「まぁ、かわいい、クラちゃんったら」


二人とも、俺にかわいいドレスを着せたいことで

頭がいっぱいのようだ。

着せ替え人形の気分でいるのだろうか。


「俺は着ないぞ・・・・

 な、なんだ・・・・

 や、やめろ!」


後ずさる俺。


しかし、きらりとひかる、ティファとエアリスの目。

その目は、逃さないと言っていた。


さらに後ずさったが、後ろにドアノブがあたる。

ドアノブをまわそうとしたが、鍵が・・・・

に、逃げられない・・・・


「クラウド・・・・」


「観念しなさい・・・・」


何が、観念だ・・・・

しかし、いつものエアリスとティファじゃない。

ち、近づくな・・・・・


うぎゃあああぁあ!!!!


俺は、エアリスとティファに次々服をはぎ取られていっていった・・・・



第12話 女装本番:クラウドお姉の誕生

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