【第2話】
クラウド編第2話
発声練習


まったく・・・・・・・・・・

エアリスがしろっていうから、やったのに・・・・・・・・

そんなに笑うことないじゃないか・・・・・



俺がむすっとしていると、

エアリスもさすがに気がついたらしい。


「あ・・・・

 ご、ごめん・・・・・・

 もしかして・・・・・・・・怒った?」


「・・・・・・別に・・・・・・」


「・・・・・・・・・・・本当に怒ってない?」


「・・・・・・・・・・・」


「怒っているでしょう?」


のぞき込むように俺を見るエアリス。


「・・・・・・・・・・・怒ってないって」


「本当?」


「あぁ」


「そう、よかったぁ・・・・・」


ほっとするエアリス。


(本心をいうと怒っていたが・・・・・・

 まぁ、エアリスも反省しているようだし・・・・

 フッ・・・・・・・なんか俺ってかっこいいな・・・・・)


「何か、言った?」


「い、いや・・・・・・

 それより、どうするんだ?

 このまま、コルネオの所に乗り込むか?」


「う~ん・・・・・・・ていうかさ、

 そのぶっきらぼうな言い方、どうにかならない?」


「どういうことだ?」


「だ・か・ら、その言い方!」


「ん?」


「クラウドは今、女の子なんだよ。

 ただでさえ、外見がひどす・・・・・・っと・・・・・

 とにかく!

 もっと、女性らしい振る舞い方をしないとダメよ」


「だから、何をすれば良いんだ?」


「もう・・・・・・・・

 まず、その「●●だ」

 っていうぶっきらぼうな言う方はダメ。

 「●●ですわぁ」

 って、かわいらしく」


「そ、そんなことはできん!」


「ティファがどうなっても良いの?」


「うっ・・・・・・・・・」


「とりあえず、これ言ってみて。

 <コルネオ様・・・・・・わたくし、コルネオ様のことが好きで好きで

  夜も眠ることができませんの。(はぁと♪)

  あぁ・・・・・わたしのコルネオ様・・・・・・>

 ここで、瞳をうるうるさせれば、完璧ね。

 はい、言ってみて」


「い、嫌だ!」


誰がやるか、そんなこと!


「クラウド・・・・・・・あなたがやらないと、ティファがどうなるの?」


「そ、それは・・・・・」


「・・・・・・・・・・・・・・・」


エアリスが無言の圧力をかけてくる・・・・


「・・・・・・・・・・・・・・・」


「さぁ、やりなさい!」


「・・・・・・・・・・・」


「・・・・ティファかわいそう・・・・(ぼそっ)」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ・・・・・・・・こ、こるねおさま・・・・・・・・・

 ・・・・・・・お、おれ、い、いや・・・

 わ、わ、わ、わ、わ、わ、わ、わ、わ、わわたくし・・・・・

 こるねおさまのことがす、す・・・・・ゴニョゴニョ


「ダメ!

 そんな言い方じゃ、バレバレよ。

 はい、もう一回!」


・・・・・・・・・

エアリスを上目遣いでちらっと見上げたが・・・・・・ダメだ・・・・

これを言わないと許してもらえなそうだ・・・・・・

しかたない・・・・・・


「・・・・・・・こ、コルネオ様、わたくし、

 コルネオ様のことをお慕いもうしていましたの。(はぁと♪)

 もう、夜なんて、コルネオ様のことばかり考えているのですもの・・・・・

 この切ない気持ちわかって頂けるかしら?

 あぁ・・・・・・わたしの愛しいコルネオ様・・・・・(瞳うるうるぅ)」


「うまい!

 やればできるじゃない!

 しかもちゃんとアドリブつきで!」


(もう・・・・・・やけだ・・・・・・・)


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