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マニキュアは「ネイルエナメル」「ネイルカラー」「ネイルポリッシュ」、あるいは単に「カラー」などと呼ばれる。 市販のものは数ミリリットル入りの非常に小さな瓶で売られることが多い。瓶の蓋の内側には刷毛がついており、これでマニキュアを爪に塗布することができる。 塗布する際に持ちやすいよう、蓋は瓶に対してやや大きく細長い。
原料および製造法は工業用などのラッカー塗料とほぼ同様で、アクリルやニトロセルロースなどの合成樹脂を着色し有機溶剤に溶いたものである。 塗料と同様に無数の色を作り出せ、製造の過程でパールや大小のラメなどを原料に混ぜ込めばきらきらとした光沢や多様な質感が出せる。パール系の光沢は現在では合成パール色素が多いが、タチウオの体表面の成分、魚燐粉が用いられているものもある。
使用中および乾燥までは、有機溶剤による刺激臭を発する。そのためマニキュアを扱う場所では換気を徹底し火気を遠ざけなければならない。 濃度が濃すぎる場合は専用のうすめ液を用いて調節する。うすめ液を用いた後はその蒸発によってビン内の圧力が上がり割れてしまうことがあるため、ビンをいっぱいにせず、上部に空間を空けておくように注意する。
塗ったマニキュアを落とすときは除光液(エナメルリムーバー)を用いる。脱脂綿に含ませた後、マニキュアを塗った表面に湿布をするようにのせ、少しの間を置きふき取る。 除光液の成分はアセトンなどであるため、使いすぎると爪を黄変させ傷めることがある。 なお、子供用のマニキュアでは、塗装膜を水で洗い落とせたりめくってはがせる製品もある。

記事元:Wikipediaより引用