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思春期にきびの原因



思春期におきるにきびの原因は、毛穴がつまり、
古い角質が排出されないことが原因でおきます。

また肌に常在しているアクネ菌が、皮脂を餌とするため、
皮脂が多い思春期には、にきびができやすくなります、

皮脂が詰まり、にきびができる原因としては
日々の生活習慣や、スキンケア、
もともとの体質や、学校でのストレスによるホルモンバランスの崩れ
などが挙げられます。

皮脂の量は、男性ホルモンの中に含まれるアンドロゲンという物質にも左右されます。

アンドロゲンは脂腺の男性ホルモン受容体に作用して
皮脂腺を成熟させ、皮脂の分泌は増加させます。

皮脂が増加すると、毛包が狭まり、皮脂が排出されないため、にきびができます。

生理前ににきびができやすい原因も男性ホルモンのアンドロゲンによるものが多いとされています。

ストレスも皮脂の増加を促すため、学校でストレスが発生すると
にきびが悪化することもありえます。


大人にきびの原因



思春期だけでなく、大人にもにきびができます。

皮脂の量は、40代ごろで分泌が減少すると言われていますが
皮脂が詰まり、アクネ菌が増えれば、にきびとなります。

大人になってできるにきびの原因としては、
仕事によるストレスは、生理前に起こるホルモンバランスの崩れによるにきび、
睡眠不足、紫外線、胃腸の低下、乾燥した空気、化粧品、むやみに顔に触れる、髪の毛の細菌が肌につく、爪でひっかく、衛生的に綺麗ではない石鹸やタオルを使う
などが挙げられます。

ストレスや睡眠不足は皮脂の分泌を多くしますので、
にきびができやすくなります。

ホルモンバランスによるにきびの増加は、思春期にきびの原因のところに記載しましたが
男性ホルモンのアンドロゲンによる作用が大きいとされています。

紫外線は、皮脂を過酸化脂質に変化させ、炎症を起こし、赤にきびの原因となります。
さらに強い紫外線はにきびを悪化させると同時に
何も問題がなかった通常の肌が、紫外線の刺激から守ろうと
肌の角質を厚くさせ、皮脂を毛穴に溜め込んでしまう原因となります。

胃腸の調子がが悪いと消化機能が衰えますから
消化不良を起こすことが多くなります。
栄養などの吸収力が落ちて、ビタミン欠乏症を引き起こすことがあります。

ビタミンAの不足が、角質層の硬化を招き、
皮膚は乾燥してカサカサになり角質が増殖して毛穴をふさぐといわれています。

またビタミン関係では、ビタミンB2・B6の不足は皮膚が脂性にして
こちらもにきびを作る原因と言われています。

乾燥した空気は肌荒れを起こし、外部からの雑菌への抵抗力が弱まり、
にきびを悪化させます。

化粧品につきましては、女性にとっては死活問題で
大人になると化粧品を使うことが多くなりますが、
化粧品が原因で、にきびができることもあります。

栄養クリームなどの油成分の配合量の多いものや
にきびを隠すためにファンデーションが、にきびの原因となります。

化粧品に含まれている油分が毛穴をふさぐ事によって
皮脂をふくむ老廃物を排出することができないからです。

ただし、化粧品全てがにきびの原因となるわけではなく、
ポイントとして行なう頬紅、口紅、アイシャドーなどは問題がなく、
また上手に化粧品を使用すれば、紫外線の予防にもなり、
にきび改善につながります。

化粧品以外にシャンプーや石鹸の洗い残しにより、
にきびができることもあります。

思春期にできるにきびと、大人にきびを比較すると、
にきびができる場所に違いがあります。

これは皮脂の分泌量に関係するからです。

思春期におきるにきびは、皮脂の分泌量が多い額や鼻、Tゾーンなどですが
大人のにきびは、皮脂以外に乾燥肌なども影響があり、
あご、頬、口などUゾーンにできやすいと言われています。

顔をいじるクセがある方も、にきびができやすいです。
頬杖をつくことで、手の細菌が顔についたり、
鼻を触ったり、吹き出物の気になるところを触ることで
にきびを悪化させる原因になります。

自分が意識しないうちに、顔を触って、にきびを悪化させていることがあるので注意が必要です。

髪の毛の細菌が肌につくことにより
にきびが悪化するのは、髪の毛が長い方、
または髪の毛を指でいじくるクセがある方によく見られます。

髪の毛を手で触ると手の雑菌が、髪の毛につきます。
髪の毛が長いと、前髪が頬についたり、
後ろ髪が背中につくことで、にきびの原因となるわけです。

爪でひっかくことで、にきびを悪化させることもあります。
意識的にひっかかなくても、爪を長く伸ばしていると
体を洗っているときに、爪をひっかけてしまい、
炎症を起こしてしまうこともあります。


赤ちゃん、乳児のにきびの原因



通常にきびができるのは、皮脂の分泌が激しい思春期の頃ですが
生後2〜3週間以内に新生児にきびができることがあります。

理由は新生児の皮脂の分泌は思春期と近く、
男性ホルモンのアンドロゲンが一時的に上昇されているからと言われています。

時期的なものなので、自然に治るので特に治療は必要ないとされています。

生後2〜3ヵ月後にできるにきびは、乳児にきびと言い、
長期化することがあり、場合によっては薬によるにきびの治療も必要なようです。

薬によるにきびの原因



薬を服用することでにきびができることがあります。
ステロイド剤を使うときに起きるもので、ステロイドにきびとも呼ばれます。

何かの炎症を抑える薬として、ステロイドが使われることがあり、
そのステロイドの副作用としてにきびが発生した場合、
薬による影響が考えられます。

副賢皮質ホルモン剤を連続で使った場合も
皮脂の分泌が盛んになり、にきびができたという報告もあるようです。