名鉄岐阜駅ホームから見た単線部分 (2005年7月) 美濃町線系統が乗り入れていた7番線 モ870形(2002年2月) 岐阜市内線新岐阜駅前停留所(2005年3月27日) 美濃町線系統ホーム跡(2006年9月15日) 右は各務原線ホーム 主に新岐阜百貨店2階に設置された築堤高架上の名古屋本線ホームと、岐阜長住町ビル(岐阜LOFT)1階の地平に設置された各務原線・美濃町線ホームからなる。両者は改札内・改札外ともに連絡通路で結ばれている。 名古屋本線は櫛形2面4線のホームで1〜4番線笠松 名鉄一宮 名鉄名古屋 豊橋方面(8両編成停車対応)、各務原線は櫛形1面2線のホームで5・6番線 三柿野 新鵜沼方面(6両編成停車対応)、各務原線のホームの隣に美濃町線直通列車用の1面1線の低床ホームがあり7番線(2両編成停車対応)となっていたが、7番線は2005年4月1日の美濃町線・田神線廃止に伴い廃止された。現在7番線は6両編成対応の留置線として使用されている。2004年12月に、2番線に油圧緩衝式車止めが設置された。これは前年に発生した過走衝突事故への対策で、3月22日現在1〜4番線の各ホームについて設置が完了し、27日現在、車止め周辺に安全柵が設置されている。 名古屋本線ホームの先のJR東海道線と立体交差している部分は名古屋本線で唯一の単線になっており、ダイヤ編成時の大きな障害になっている。単線部分が未だ残っているのは、両側にJRの高架の支柱があることによる。支柱の幅は複線に対応できるようになっているが、終電と始発のダイヤの関係上、複線化工事は困難と思われる。下り線では単線部分の手前で岐阜行き列車が岐阜発の列車を待っている姿をたびたび目にすることができる。現在、岐阜市等が主体となり、境川橋梁(岐南〜茶所間)〜名鉄岐阜までの区間を連続立体交差化する計画があり、その時には線形改良されるだろう。 名古屋本線と各務原線の両駅舎は、改札内の連絡通路で結ばれている。名古屋本線側と各務原線側の双方の駅舎に駅ビルがあり、名古屋本線側には新岐阜百貨店(2005年閉店)、1階には岐阜バスセンターが、各務原線側にはLOFT岐阜店と立体駐車場が入っている。なお、名古屋本線側の駅ビルは老朽化が進んでいたため、1990年代初期のバブル期に建て替え工事が検討されていたが、その後の不況により中止。そして、2005年12月28日に新岐阜百貨店が閉店したため、これを機に解体・駅舎建て替えを2006年6月24日よりまずは建物北側から始まった。 名古屋本線ホームへは、西側に面した道路(国道157号線)から大階段で登れるようになっている。上りエスカレータがあるが、解体工事に伴い2006年6月24日より使えなくなっている。その他にコンコースと新岐阜百貨店2階を直接行き来できる出入口もあった。 名鉄岐阜駅は長住町ビル建設の際にバリアフリー化され、各務原線ホームへはスロープの設置により段差無しでホームにいくことができるようになった。また名古屋本線ホームへは、ビルの店舗外スペースにエレベータと上下エスカレータが設置され、改札外連絡通路を通じてホームに入れる様になった。但し、改札内では名古屋本線ホームと各務原線ホームは連絡階段しかなく、車いすの利用者は、名鉄岐阜駅に配備されているチェアメイトを利用して、駅員の介助の下、両線ホーム間を移動しなければならない。
記事元:Wikipediaより引用 |
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