今から約1200年前、伝教大師最澄が開いた湯といわれているが、次のようなエピソードもある。昔はこの近くに八つの頭を持つ大蛇が棲んでいたといわれ、その大蛇の棲む谷には念仏池という池があった。この池は病気に効くというので、村人は念仏を唱えながら賽銭を投げ入れていたという。この池が雄琴温泉の由来だという。 雄琴という地名は、平安時代の貴族、今雄宿禰の荘園があり、その「雄」とその邸からはよく琴の音が聞こえてきたことから、「琴」をとって雄琴と呼ばれるようになった。 戦後は交通アクセスの良さで関西の奥座敷として発展した。特に1970年代前半から団体旅行客が増加、それに伴い、大規模な風俗街も作られた。同時期に京都府からトルコ風呂(当時の名称)が締め出されたため、風俗店が生き残りをかけて当地に多数流入した。しかし、この風俗街は雄琴のイメージを著しく下げ、一時は旅行ガイドから雄琴の名は退けられていたり、時には「雄琴近隣で泳ぐと妊娠する」などと言った荒唐無稽な風評が飛び交っていた程である。 もっとも、2005年現在も神戸の福原と並び、関西の一大ソープランド街を形成していることは間違いなく、依然としてその方面からの集客力もさほど変わっていないとは思われる。 とはいえ、バブル崩壊の1990年代から観光客が減少、生き残りを図るため1990年代後半から各旅館が改装に乗りだした。同時に旅館名の変更も相次いでおり、「雄琴国際ホテルきくのや」は「暖灯館きくのや」に、「國華荘」は「びわ湖花街道」に、「ロイヤルホテル雄山荘」は「里湯昔話雄山荘」に改称したのは、これから観光、保養温泉として売っていく姿勢の表れである。また、各旅館がこぞって全室露天風呂付きの客室の新館や別館を併設したりしている。そういったハード面だけでなく、各旅館がこぞって、趣向を凝らした露天風呂や創作料理を提供したり、サービス改善に努めたりとソフト面の改善も進行した。これらの旅館同士の競争がいい相乗効果を生んでおり、着実にリピーター、新規顧客を増やし、安定した成長を続ける結果となっている。
記事元:Wikipediaより引用 |
since 2005.8.31
人目の温泉好きでございます〜
◆都道府県から宿を検索する |
地方と都道府県を選択すると
エリア詳細や、温泉の候補一覧が表示されます |
地方を選択 |
地方検索 | |
都道府県検索
|
|
|
エリア検索 | | エリア詳細検索 | |
|
◆最新口コミ情報(全温泉口コミ一覧はこちら)
|
●畑 秀明さんからの口コミ情報
静岡県の飛図温泉の「飛図温泉」
飛図温泉は5年ほど前に、水害により壊滅しました | ●たまもさんからの口コミ情報
長崎県の小浜温泉の「春陽館」
建物はとてもレトロで素敵なんだけど、掃除や接客が最低でだらしない感じ。建物がもったいない。二度と泊まらない。 | ●ビジネスホテルうえのさんからの口コミ情報
山口県の湯田温泉の「ビジネスホテルうえの」
ビジネスホテルなのに くつろげて 何だか ホッとするんです だから 毎回 宿泊するのが 楽しみです あたたかみ のある ビジネスホテルうえの です | |
|