【第1話】
クラウド編第1話
何故俺が・・・・


好きでこんなことをやっているわけではない・・・・

しかし、隣で、エアリスは面白そうに見ている・・・・・・


フ・・・・・・・

自己紹介が遅れたな。

俺の名はクラウド。

元ソルジャー1stクラスのエリート戦士だ。


ん?

自分でエリート戦士というなって?

・・・・・・細かいことは気にするな。


「なに、気取っているの?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・・・・・・といっても、そんなかっこうじゃ・・・・・

 カッコつけても・・・・うぅ・・うううっ・・・」


エアリスは、俺の姿を見て笑いをこらえている。


「・・・・・・・うるさい・・・・・・・・・」


このエリート戦士と呼ばれる俺が、

今、人生で初体験のことを試みている。

なんの、初体験だと?


・・・・・・ん・・・・・・・・

まぁ・・・・・・・なんというか・・・・・・・・

・・・・・・・・・その・・・・・・・だな・・・・・・・・・・・

胸に・・・・・・・パットをして・・・・・

口紅をして・・・・・・・カツラをかぶって・・・・・・・


・・・・・・・・・・もう、ここまでいえば、わかるだろう。


「く、クラウド、こっち見ないで・・・・・

 うっうううっ・・・・

 そ、その格好で笑うなというのが、無理よ・・・・

 だ、だめ!もう、我慢できない!!

 ははは!!!!

 お、お腹が痛い〜〜〜」


(こ・・・この・・・・・・・・)


エアリスは俺の姿を見て、バカ受けしている。


「俺だって、こんな姿を好きでしているわけじゃない。

 第一、この格好をしろといったのは、エアリスだろ?」


心底、腸が煮えくり返っているのだが

俺は感情を抑え、静かに彼女にいった。

そう、女装を俺に無理矢理させたのは、エアリス本人だった。


そもそも・・・・・・なぜ、このような格好をしなければ・・・・・・

・・・・・・いけなくなったかというと・・・・

いや、説明しなくても、これを読んでいる人ならわかるだろう。


これから、コルネオの館に連れ去られたティファを助けるためだ。

コルネオは大の女好きで、女性しか、館に入れようとしない。

そこで・・・・・・・女装させられたわけだ。

・・・・・・・・誓うが、決して趣味でやっているわけではないぞ。

誤解するな。

俺は最後まで女装に反対したのだ。


しかし、エアリスに、


「じゃぁ、他にティファを助ける方法があるなら、いってみなさいよぉ〜」


といわれ、反論できない俺は、ウォールマーケットに一件しかない

服屋で、半ば強制的に、この姿にさせられた。


「い、いやね、クラウドって、美形じゃない。

 だから、女装しても似合うって思ったんだけれど・・・・・

 ・・・・・・やっぱり、男性は男性ね、ここまでひどくなるとは思わなかった・・・・

 ・・・・・・ひどすぎる・・・・・・・うっうううっ・・・」


・・・・・そこまで言うことないじゃないか・・・・・


第2話 発声練習

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