ファミコン魂 チャレンジャー
 

ファミコン魂

「前書き」

指令1「ドンキーコングJr」を語り尽くせ

指令2「ファミコン魂数々の雄叫び」

指令3「スパルタンX」を語り尽くせ

指令4「ファミコン魂数々の雄叫び2」

指令5「チャレンジャー」を語り尽くせ


指令6「アイスクライマー」を語り尽くせ

指令7「ベースボール」を語り尽くせ

指令8「マリオブラザーズ」を語り尽くせ

指令9「バルーンファイト」を語り尽くせ

指令10「スーパーマリオブラザーズ」を語り尽くせ

指令11「エキサイドバイク」を語り尽くせ(執筆中)

ファミコン魂カルトクイズ

指令5

「チャレンジャー」を語り尽くせ


前回の指令4から少し間があいてしまったが、久々のファミコン魂である。
その前にファミコン魂カルトクイズ【初心者編・中級者編】というものを先日300問以上作成してみた。

初心者編は100人以上合格者が出ているようだが、
中級者編は2人しか合格者が出ていないので
ファミコンをやったことがあるものはぜひチャレンジして欲しい。
そしてアツキファミコン魂を取り戻せ。

また問題の投稿もフォームから行えるようにしてある。
忘れられたアツキファミコン魂を取り戻すのはあなたの一問にかかっている。


さて、今回はハドソンから発売された「チャレンジャー」を語り尽くさせてもらう。

主人公が王女を悪から救うというストーリーはよくあるが
このゲームもその王道ストーリーで考古学者の主人公は王女マリアを
悪の親玉ドン・ワルドラドから救うというものである。

イメージ的には映画のインディージョーンズ
あれを思い浮かべて欲しい。
電車の中や洞窟の中を探検しながら激しいアクションをして
宝を手にいれ、最終的な目的をはたす。

チャレンジャーのゲームで注目したいところは3点ある。
1つ目はスタート時に難易度が16段階で設定され、
タイトル画面で難易度を設定できる。
これは当時のゲームにはあまりなかったもので
任天堂のゲームも当時難易度は
「A/B」の二つしか選ぶことができなかった。

難易度が高いと、敵の攻撃も早いこともあるが
新たな敵が出現したりして、これだけで
何度もゲームを楽しむことができる。

2つは、面の構成の仕方だ。
当時のゲームはほとんど
1→2→3・・・というふうに
順々に新しい面がすすんでいくのだが
チャレンジャーは
1→2にいったあと、
2・3・4面をいったりきたりすることができる。
これは当時なかったシステムである。

3つ目は2面は100画面分の広大なフィールドから構成されることだ。
この100画面というのは当時、ファミコンでなく
本当に自分が冒険をしているのではないかというほど
広大なイメージを与えた。

当時のゲームには今のゲームのように
自動的に地図が表示されたり、
自分の通った道を地図に刻むオートマッピングがなかったため
頭の中に冒険しながら地図を叩きこむか自分でノートに手製の地図を書いて進めていった。

ではまずは1面の紹介だ。
1面は特急列車の最前列の天上に主人公は飛び乗りそこからゲームが始まる。
目的の姫は主人公の足元
つまり列車の最前列でドン・ワルドラドに囚われてHELPを連呼しているのだが、
まず列車内に進入するため高速で走る列車の天上をつぎつぎと飛び映り最後尾を目指す。
HELP連呼娘の上でジャンプをすると100点入るので何度もジャンプして点数を稼ぐのはお約束である。

列車の最後尾に向かう途中、トリッペという巨大鳥やオジーズと呼ばれるギャングが襲ってくる。
一方、主人公の唯一の武器はナイフ。
スパルタンXのナイフ男のように重力を無視したナイフ投げができる。
実体を持つ敵には有効で、これらの敵はナイフを投げつけることで一撃で撃退できる。
問題は途中に存在する雨雲だ。
雨雲が画面内に現れるとバックミュージックもかわり雷が襲ってくる。
当然ながら、雨雲・雷にはナイフは通じないのでこれを回避しなければいけない。
雷にあたると感電して漫画のように骸骨になりジ・エンドだ。

トリッペ・オジーズ・雷サンバカトリオを交わして最高尾に行くと
入り口から列車の内部に進入できる。
友達が見ているときは入り口を飛び越して列車から転落死をするのも一興だろう。

列車内は16段階で選べる難易度が一番低い場合はいたって簡単だ。
タマという火の玉が襲ってくる。
実体がないのでナイフではダメージが当てられないが
しゃがめばやり過ごすことができるので
タマが見えたらしゃがむ→進む→タマが見えたらしゃがむ→進む
の繰り返しで最後までいける。
中レベルで設定しているとオジーズとタマの混合舞台が襲ってくる。
オジーズはジャンプを繰り返し迫ってくるので厄介だ。

さらに問題は初期レベルの設定を高くした場合は
トビーという車にプロペラが生えたモンスターが敵キャラに追加される。
こいつは実体を持つのにナイフでは倒せず不自然な動きをして
ジャンプを多用してくる。
タマをしゃがんでかわしても、オジーズかトビーに当たってやられる確率が多い。

回避方法としてはオジーズが出現するタイミングを予測して
オジーズが現れたらジャンプをする前に遠距離で倒す、
その後、タマとトビーの位置をできるだけ離すに誘導することだ。
このとき、列車の連結部分にいるとナイフを投げることができないので要注意だ。
1面のタマは意志を持たないので、ただ突進するだけだが
(2面のタマは意志を持つので追いかけてくる)
トビーは主人公を狙ってくる(画面の中央でジャンプする)ので、ある程度は誘導できる。
トビーをできるだけ早めにわざとジャンプさせ
そのあと、タマをしゃがんでかわしていくのが良いだろう。

それにしても、ナイフでこのゲームは倒せない敵が多い。
そのナイフで倒せない敵を打ち消す技が存在する。
1面だけなのだが、チャレンジャーのBGMを聞いていると
汽笛の音が4回聞こえる。
その汽笛にあわせてナイフをタイミング良く投げると
空飛ぶくじらがあらわれ、チャレンジャーの肌色は
初めてキスをする乙女のようにピンクになり無敵モードになる。

ナイフで倒すことのできない雷もタマもトビーも
すべて体当たりで倒すことができる。爽快だ。

なお、無敵モードになるにはバックミュージックの汽笛がなるまで
待っている必要があるためタイムロスがある。

タイムロスをさせたくない場合はチャレンジャーの音楽を完全暗記しよう。
夢にBGMが出るくらい100回は歌ってくれ
そしてチャレンジャーの曲をマスターした後
ゲームが始まった瞬間スタートボタンを押してポーズをかける。

あなたは無音の静止された画面だけが目にうつるはずだ。
その後、頭の中でチャレンジャーの曲を歌うのだ。
そして自分の中で汽笛がなる前のフレーズが流れたらポーズを解除する。
その後狂ったようにナイフを連打しろ。
あなたの記憶が正しければタイミング良くポーズを解いた瞬間汽笛がなるはずだ。
実はポーズをかけていてもBGMは進行されているので
うまくいけばタイムロスをまったくなく無敵モードになれるのだ。
またこれ以外に、敵を一度も倒さないで列車内に入ると無敵モードになる。

1面の無敵モードは結構メジャー技だが
私が自分で発見したマイナーな裏技を紹介しよう。
もしかしたら雑誌にも掲載されたことがあるかもしれないが
今のところ私は書籍で見たことない。

まずは初期設定をトビーが出るほど高レベルに設定する。
難易度は1番高ければ確実にトビーが出現するはずだ。
その後、汽笛に合わせて無敵モードになる。
前半部分をクリアして汽車内に進入してしてトビーが出てくるのを待て。
トビーがでてきたら、ジャンプで体当たりしろ。
ジャンプで体当たりだ。ただの体当たりは×だ。
うまくいくとジャンプ音をする時の音とトビーの消滅音がミックスされ
その後BGMがバグり、普段のチャレンジャーとはかわったBGMが聞けるはずだ。


次はチャレンジャー最大の難関2面に話題を移そう。
2面は前述の説明でも述べたように100画面ものフィールドを探検する。
1面とは大きく操作方法が変わり2面はRPGのように縦横を移動する。
また1面は一度敵に触れるとアウトだが
2面はライフ制をとりいれ、自分の体力ゲージが
棒グラフで画面上部に表示される。
敵の種類にもよるが4、5回は敵の攻撃に耐えられる。

2面の最終的な目的は、敵の攻撃をかいくぐり
ドン・ワルドラドが待っている砦(4面)にたどりつくことだ。
ただし、激戦をくぐりににけただ4面にいっても
ドン・ワルドラドの館の入り口は開いていない。
2面の途中数多く存在する洞窟(3面)で
王冠・宝石・鍵の3つを集め、最終目的の4面に行く必要がある。

2面の攻略を握るのはクジラ・パワージュエル・パワーソードの3つだ。

クジラは特定の川と海に生息している。
クジラが画面内にいるときは、
敵の攻撃を触れダメージを受けたダメージを徐々に回復することができる。

また、敵を4匹連続で倒すとパワーソードというナイフか
年金生活をしなくてもよさそうなくらい巨大な宝石パワージュエルがランダムで現れる。
これらも画面内にあれば、主人公体力回復の効果があるが
さらにパワージュエルとパワーソードはナイフで破壊すると強力な武器にもなる。
パワージュエルは、画面内の敵を全滅させることができ、
パワーソードは一時的に主人公の身体能力を上げることができる。
主人公はオレンジ色にかわり、歩行速度とナイフの投げるスピードがあげ
すべての敵がナイフで倒すことができる。

2面の難関の1つは1面でも出現したタマ(火の玉)などが集団で出現することがあり
通常のナイフでは倒せないので上記2つのアイテムは必須である。

また洞窟(3面)に入るためには門番の骸骨が洞窟を守っている。
この骸骨が凶悪でこちらに襲ってくることはないのだが、
体を揺らし、洞窟を守り、触れると一撃で体力をすべて奪い取り死に至らされる。

また通常のナイフの攻撃はいっさい通じないので
パワーソードかパワージュエルを取らないと洞窟内に潜入することは
ほぼ不可能だ。
”ほぼ”不可能と書いたのは、別の方法を使えば
確率は低いが、それを使わなくても洞窟に進入することはできる。

門番の骸骨を見ると、体を左右に揺らしながら洞窟を守っている。
体を揺らした方向と逆方向から強引に洞窟に進入すると
門番を倒さなくても洞窟に入ることができる。
その間コンマ一秒の間もない。一歩間違えたらすぐ死だ。
これを狙ってできるようになったらチャレンジャーマスターだ。

さて、この2面フィールドが広いだけでなく
各地にいやらしいトラップも仕掛けられている。
これもチャレンジャーの面白さの1つだろう。

代表的な凶悪トラップがある。
そのうちの1つはミステリーゾーンと呼ばれる場所だ。

砂漠に突如不自然に広がる黄色いスペース。
その床に足を踏み入れたら最後。
恐ろしいBGMが流れ黄色い床から逃げ出すことができなくなる。
後は寄ってくる敵にいたぶられ死を待つのみだ。
またミステリーゾーン内には穴が4つある。
その穴に苦し紛れに逃げ込んでも、どれも一撃で死んでしまう。
助かる方法がない陰険な罠だ。

他にはこれもまた砂漠なのだが、渦巻き場に
不自然に砂が置かれているところがある。
その砂場に足を踏み入れると、蟻地獄のように
中心の穴に吸い込まれてThe endだ。

通常時にあり地獄にはまったら、100%吸い込まれやられてしまうが
パワーソードで肉体増強をしている状態であれば
吸い込まれても強引に脱出すれば蟻地獄からも脱出が可能だ。
その時は10000点のボーナスも手にはいるのでぜひゲットしたい。

最後に2面の裏技を2個紹介しよう。
チャレンジャーは点数による残機増えは1度だけあるが
それをすぎると点数では増えない。
しかし残機はあるに越したことはない。
そんなときは、同じ敵を連続で16匹倒せ。
そうすれば空飛ぶクジラが出現し、獲物をしとめれば1upだ。

もう1つ、こっちは少々難易度が高いが、成功すれば
スーパーサイヤ人のような驚異的な力を手に入れられる。
まず、一番最初にモーリンという魔物をナイフで一匹しとめる。
次に1面でも襲ってきたギャングのオジーズを一匹しとめる。
後は他の敵をすべて交わしながらピタロボと呼ばれる
ロボットが出るところまで逃げまくれ。
敵にかこまれても、一切ナイフは投げるな。
体当たりでダメージを受けても気合で逃げきれ。
そしてピタロボ地帯まで来たら、ピタロボを一撃でしとめるのだ。
モーリン、オジーズ、モーリンを順番に一匹ずつうまく倒すと
パワーソードをずっと装備した筋肉増強状態がずっと続く。

これらの裏技なども駆使しながら激戦をくぐり抜け
最終目的地にたどり着けばついに4面でドン・ワルドラドが待ちかまえている。
大鳥トッピーやナイフがいっさい通じない火の敵タマをくぐり抜け、
最上階にいるドン・ワルドラドを倒せ。
そうすれば姫はあなたにキスのご褒美をくれハッピーエンドだ。

最後にまた1面に話を戻させてもらう。
これは未確認情報だが1面のラストは列車の先頭列車に行って姫を助けようとすると
ボスであるドン・ワルドラドが列車を切り離し、主人公に体当たりをして
列車の外に押しだされ2面に続く。

この時、ドン・ワルドラドに接触しないようにナイフを16発当てると
ドン・ワルドラドを倒せ、1面で姫が救出できるという噂が当時流れた。

DQ5でエスタークを3ターン以内に倒すと仲間になるという噂と同じくらい嘘っぽい技だが
私はこの技を確かめるため数百回チャレンジした。
遠距離でナイフを当てられるのはいいところ7~8発
しかし接近して押しだされるのも合わせて最大10発ちょっとまでしか当てられなく
成功したことがない。
私の記憶では友達の情報以外に何かの本でも読んだ気がする。
それと当時チャレンジャーのCMで1面の列車内で姫を救出する場面が
流れたような気がするのだ。
4面(ラスト)で姫を救出するCMも流れていたので
それと記憶が混同しているかもしれないし、
チャレンジャーの開発中のデバック画面がCMで流れたのか
書籍で見たのも夢で見たのと勘違いかもしれない。

この情報の真偽性を確かめるため、チャレンジャー関連の
ネットページをいろいろと独自に探してみた。
すると最終ボスであるドン・ワルドラドのナイフ耐性は
ロムの中を解析すると「12発」という情報が埋め込んでいるらしく
ほぼ不可能であるが倒せることは本当に稀だがあるらしい。

ここで具体的に紹介されているページを挙げることは避けるが
ROMの中のデータのドン・ワルドラドの耐性を「1発」に改変して
ドン・ワルドラドを倒すと2面でそろえなければいけないアイテムをすべて所有した状態で
最終面である4面の直前までワープした状態のものが画像とともに公開されていた。
これより、一応12発ナイフを当ててラストボスを1面で倒した場合のこともROMには記録されているようだ。
実際に12発ナイフを当てて倒した強者の隊員がいたら、ぜひ詳細な報告してもらいたい。



ドラゴンクエスト 小説 攻略 音楽があるパステル・ミディリンに戻ります