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October 12, 2005

Mysqlが必要か?大量のデータ処理

第10回

Mysqlとはフリーのデータベースです。
データベースの簡単な説明は第8回のときにしましたが
この機能があるかどうかは、あなたのサイトによって変わってくると思います。

データベースの利便性は、詰めこんだデータを瞬時に検索することや
データの並び替えなどが行えることです。
(もちろん、データの登録や削除も行えます)

一番簡単なデータベースの例を言うと、「掲示板」ですね。
これも文字データを詰めこんだデータベースです。

掲示板などのデータは、通常テキストファイル(カンマ区切りのCSVファイル)という
形式で格納されていることが多いです。

テキストファイルから読みこむのと、
Mysqlなどのデータベースを読みこむのとどう違うかというと
スピードが全然違います。
100件、200件程度なら、掲示板のようなテキストファイルによるデータを
登録・修正・検索・削除でもよいのですが
これが1000件、2000件となると、処理をするときに
サーバーに付加がかかりすぎて実行ができなくなります。

以前、メーリングリストを運営していたことがあって
メーリングリストの内容をテキストに変換したものを公開、
それを掲示板のログをキーワードで検索するのと同じ仕組みで
検索できるようにしていたのですが、1000件を越えたら検索ができなくなってしまいました。

掲示板の過去ログも同様に、1000件越えたあたりから検索ができなくなってしまいます。
しかし、Mysqlを使えば10000件あろうが、20000件あろうが検索はできます。

自分のサイトが大量のデータを扱うことがあるのであれば
データベースを使える方がよいでしょう。
テキストデータだけでなく
イラストや写真を何百枚、何千枚も公開していて
それを検索するというのにも使えるでしょうね。
こういう場合は、イラスト1枚1枚に名前をつけて、
その名前のテキストデータをデータベースに入れて検索をするという方法をとれば可能になります。

投稿者 midilin : October 12, 2005 09:00 AM

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